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土用の丑の日 2017年はいつ?その由来と健康との関わりも

      2017/06/16


夏が近づくと、何となくウナギが食べたくなりますよね。

2017年の土用の丑の日はいつなのか、また、その由来は?

また、土用の丑の日にウナギを食べると体力がついて健康に良いといわれますけど、ホントなのでしょうか。

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土用の丑の日 2017年はいつ?

いわゆる一般的によく知られる夏の「土用丑の日」ですが、2017年は 7月25日(火)と 8月6日(日)の2回あります。

2016年は7月30日(土)の1回だけでした。

ちなみに、『土用の丑の日』は夏だけではなく、実は1年を通して存在します。

2017年の『土用の丑の日』は以下のとおりです。

  • 1月26日(木)
  • 4月20日(木)
  • 5月2日(火)
  • 7月25日(火)
  • 8月6日(日)
  • 10月29日(日)

土用の丑の日の由来は?

当たり前ですが、土用丑の日とは、『土用』の『丑の日』という意味です。

では『土用』とは、そして『丑の日』とはどういう意味なのでしょうか?

『土用』とは?

二十四節気(にじゅうしせっき)のうちのひとつ、四立(しりゅう:立春、立夏、立秋、立冬)の前、約18日の期間のことを言います。

二十四節気とは、太陰暦を使用していた時代に、季節を表すための工夫として考え出されたものです。

一年を二十四等分し、その区切りと区切られた期間とにそれぞれ名前がつけられていて、現在でも季節の節目を表す言葉として用いられています。

2017年の四立と土用は次のとおりです。

  • 立春(2/4)の前約18日間(1/17~2/3頃)
  • 立夏(5/5)の前約18日間(4/17~5/4頃)
  • 立秋(8/7)の前約18日間(7/20~8/6頃)
  • 立冬(11/7)の前約18日間(10/20~11/6頃)

いわゆる夏の「土用の丑の日」にあたる土用は、立秋の前約18日前(7/20~8/6頃)の期間になります。

『丑の日』とは?

『丑の日』は、十二支の「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)…」の丑のことを指しています。

この十二支は、『今年の干支』というように、年を数えるときに使われるだけでなく、方角や、月、そして日にちを数えるためにも使われます。

ですので、『丑の日』は1年間に何日もあるということになります。

『土用の丑の日』とは?

「土用」と「丑の日」が重なるのが『土用の丑の日』です。

先ほどお伝えしたとおり、2017年の『土用の丑の日』は、

  1. 1月26日(木)
  2. 4月20日(木)
  3. 5月2日(火)
  4. 7月25日(火)
  5. 8月6日(日)
  6. 10月29日(日)

の6回あります。

そして、立秋(8/7)の前約18日間(7/20~8/6頃)の丑の日が一般的に『土用の丑の日』として親しまれていて、

2017年は

  • 7月25日(火)
  • 8月6日(日)

の2回になります。

今年のように、土用の丑の日が年に2回ある場合は、7月25日を「一の丑」、8月6日を「二の丑」と呼ぶこともあります。

また、1年に何回かある『土用の丑の日』と区別するために「夏の土用の丑の日」ということもあります。

なぜ『土用丑の日』にウナギを食べる習慣ができたの?

平賀源内説

諸説あるようですが、土用の丑の日に鰻を食べる風習は、江戸時代に定着したようです。

もっとも広く伝わっている説は、「平賀源内説」です。

江戸時代、うなぎが売れなくて困っていたうなぎ屋が、そのことを平賀源内に相談したところ、「本日丑の日」という張り紙を店に貼ったらどうかとアドバイスされ、そのとおり実行したらうなぎ屋は大繁盛になったというものです。

これは当時、

「丑の日にちなんで、“”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」

という風習があったからだとも言われています。

これを他のうなぎ屋もこぞってマネするようになり、次第に「土用丑の日はうなぎの日」という風習が定着したとされています。

中国の五行思想(五行)説

元々は、万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなり、それらを敬うという中国の五行思想(五行説)が起源になっているとする考え方もあります。

この5種類の元素の 火・水・木・金・土 は現在の暦の元になっているもので、これによると、「土用の丑の日」の意味は、~「土」に感謝し、当時田畑を耕していた水牛(牛)を休ませる日~ということになるようです。

そして、土用の丑の日は、この「土」と「牛」にちなんで、黒い物を食べる、という習慣があったというものです。

この考え方によると、「“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」というのは、単なる都市伝説ということになりますね。

なぜ夏の土用の丑の日だけウナギを食べるの?

本来、ウナギの旬は冬のため、当時は夏にウナギはあまり売れなかったそうです。

そこで、売れないウナギの販売販促のため、旬ではない“夏”という時期にウナギを食べる風習を根付かせたという説が知られています。

一方、『万葉集』には、土用の丑の日とウナギについて詠まれた歌があるそうです。

いずれにせよ、土用の丑の日は季節の変わり目にあたるため、体調を崩さないように栄養をたっぷり摂ろうという、先人の知恵なのかもしれません。


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土用の丑の日にウナギを食べると健康になるの?

ウナギにはどんな栄養があるの?

ウナギにはタウリンが多く含まれているので、元気になります!

また、ウナギは特にビタミンAの含有量が豊富で、100gで1日の成人の必要量の2倍以上が摂取できます。

ビタミンAは脂溶性で、油と一緒にとると吸収されやすいのですが、ウナギはEPAやDHAという良質の脂肪をたっぷり含んでいるので効率よくビタミンAを吸収できます。

さらに、ビタミンB1やB2、ミネラルも多く、疲れ目や疲労感、倦怠感の回復に効果があり、夏バテ解消やスタミナ補強には最適な食べ物になります。

ただし、単純に高カロリーですので、食べ過ぎは禁物ですよ。

中国産ウナギの安全性は?

さて、「土用の丑の日」にウナギを食べる際にカロリー以上に気になるのが中国産や台湾産のウナギの安全性です。

2005年に中国産養殖ウナギから合成抗菌剤が検出された事例もあり、その安全性が疑われました。

しかし、その後中国側も日本側も信頼を取り戻し、消費を高めるために、高いコストをかけてどんどん新たな検査を義務付け、基準を強化しました。

これらのことを踏まえると、ワタシは中国産ウナギが一概に危険だとは言えないと思っています。

でも、結局のところは、食べる人自身が「大丈夫」とか「食べよう」とか思わない限り、安心しておいしく食べることはできません。

大丈夫と思ってリーズナブルな外国産ウナギを選ぶか、少々高くても安心して国産ウナギを食べるか、人それぞれですね。

これについては、

ウナギ 国産と中国産の見分け方、違いや安全性について解説します

で詳しくお伝えしていますのでご覧くださいね。

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まとめ

ウナギの身は無毒ですが、その血液には、「イクシオトキシン」という有毒な物質が含まれています。

この毒は、死に至るものではありませんが、眼に入ると、結膜炎を起こし、失明をする可能性があります。

また、口から摂取した場合でも、下や咽頭部の中毒症状をおこしアナフィラキシーショックを起こす場合があります。

ただし、熱に弱く、火を通すと、無毒化してしまいます。

したがって蒲焼をはじめ、ウナギ料理は火を通した料理が中心となっています。

ウナギは栄養の宝庫ですので、程よく食べて栄養補給をしてくださいね。


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