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子どもの歯へのフッ素塗布の効果や害について考えます

   

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「フッ素」という言葉を聞くと、すぐに「虫歯予防」が思い出されるくらい、フッ素は虫歯予防に効果があるものとして広く認知されていますよね。

我が家でも周りに言われるまま、子どもには保育園のころからフッ素塗布をやらせています。

でも、フッ素は毒だから使わない方が良いと言う意見があることも最近知りました。

特に歯へ直接行うフッ素塗布は、成長期の子供に行うものですからナーバスにならざるを得ません。

一方で、成長期だからこそ虫歯予防は、大人より重要です。

はたしてどちらが正しいのでしょうか。

それとも、どちらも正しいのでしょうか、どちらも正しくないのでしょうか。

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子どもの歯に塗る前に、まず「フッ素」とは?

フッ素と言うのは元素の1つで、元素記号はFです。

中学生のころ勉強したハズですが、ワタシをはじめ、大半の方は忘れています(笑)。

ヨウ素や塩素と同じ種類の元素で、単体分子は常温で気体です。

フッ素分子は空気よりもわずかに重く、塩素に似た臭いを持った「猛毒」です。

一方、フッ素を含む化合物の1つであるフッ化カルシウムは、自然に産出したものは装飾品に使われたり、工業原料になったりしています。

こうしたフッ素を構造中に持つ化合物を「フッ化物」と言います。

ワタシたちが普段「歯にフッ素を塗る」と言っているのは、この「フッ化物」のことを指しています。

ちょっと安心しましたね。

子どもの歯へのフッ素の効果は?

フッ化物塗布はあくまで虫歯になりにくくするのが目的ですが、その効果は認められています。

乳歯のむし歯予防として、新潟県の一つの村の全乳幼児を対象に、生後10ヶ月から3歳まで2ヶ月毎に年6回の塗布をおこなった研究が有名です。

乳歯のむし歯数が平均6.69から2.04本へと69.5%の減少し、むし歯がまったくない3歳児の割合が17.7%から51.5%に増加するなど、予想を上回る大きな予防効果が得られました。

これは、診療所に来られない幼児にも、全村にわたり家庭訪問までして2ヶ月に1回の塗布を徹底して行った研究です。

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しかし、一方では、一般的に行われている年2回程度の塗布では、むし歯の予防効果は20%程度しかなく、やったりやらなかったりでは、ほとんどその効果は期待できないということも事実のようです。

子どもの歯へのフッ素塗布 害はないの?

フッ素は蓄積するとも言われています。

ただ、蓄積するとどうなるのかはよくわかっていません。

カラダに蓄積する、という言葉の響きが何となくハッピーではない感じがするのだと思います。

これとは別に、ナチスが使った神経毒が飲料水に添加されたフッ化物だと言うウワサがありますが、どんなフッ化物が用いられたのかは不明です。

神経に対して働きかけるフッ化物も存在します。

このフッ化物が含まれた吸入麻酔薬は、効果が高く安定していて害が少ないため、世界中で使われています。

殺鼠剤にフッ化物が使われているから危険だという話もありますが、これも世界中で使用されています。

で、肝心の、歯へのフッ化物塗布に使われる薬剤ですが、9000ppmの濃度(0.9%)でフッ素を含んでいます。

一方、米国医学研究所の発表によると、生後6ヵ月~12か月の赤ちゃんの適正摂取量は1日当たり0.5mg、許容摂取量は0.9mgです。

逆算すると、塗布する薬剤の適正使用量は約55mg、許容量は約100mgです。

この量は、1歳~3歳になると適正使用量は約80mg、許容量は約140mgに増えます。

さらに4歳~8歳になると適正使用量は約120mg、許容量は240mgmまでとなります。。

小児に応用する場合、1回の塗布に使用する薬剤の量は2g以内で、薬剤2g中に含まれるフッ化物の量は18mgです。

1歳からやる方は少ないでしょうから、現実的には4歳ぐらいからと考えると、気にするほどではないということになります。

まとめ

子どもに、虫歯のない健康な歯を保ってもらいたいと願うワタシたち親にとって知りたいのは、
フッ素は使うべきなのか、使ってはいけないのか
ということだと思います。

今のところ、日本をはじめ世界全体の傾向としては使用推進の方が優勢となっているようです。

ただし、あくまで使用は個人の判断に委ねられています。

また、フッ素塗布は自由診療で儲かるという人もいますが、歯科医側から見れば自由診療も保険診療も、最終的に入ってくる金額は一緒です。

この点に関しては、事実よりも感情論が先に立っていると言えるかも知れません。

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ムズカシイですが、まずは正しいデータを見つけて、その上で客観的に判断していくのが一番ですね。


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