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水防とは?その必要性と避難時の注意点について

      2017/05/17


梅雨には梅雨前線、また夏から秋にかけては台風の影響により、広範囲で多量の降雨による水害が発生します。

河川改修などによる治水整備も進んでいますが、近年では、「ゲリラ豪雨」と言われるような集中豪雨が発生して、想定できないような被害をもたらすことがあります。

平成になった今でも、東海豪雨災害(平成12年9月)、福岡水害(平成15年7月)などが起き、そして最近では、平成27年9月に起きた関東・東北豪雨による甚大な被害は記憶に新しいと思います。

このようなことを未然に防いだり、また、被害を最小限に食い止めるためには、水害の発生を警戒したり、土のうなどで水があふれるのを防ぐ、地道な水防活動が必要です。

一緒に見て行きましょう。

「水防」とは?

「水防」とは、水害の発生を警戒したり、土のうなどで水があふれるのを防ぐことです。

火災の発生を警戒したり、消火したりすることを「消防」というのと同じです。

洪水時あるいは洪水のおそれがある時に、その地域の住民が中心となって、土のう積みなどの水防工法で川があふれるのを防いだり、注意を呼びかけたり、避難をしたりすることで、水害による人命や財産への被害を防止あるいは軽減することが「水防」の主な活動です。

そうした活動を担っているのは、主に水防団員やボランティアの方々です。

もちろん、国や地方自治体も、気象や河川に関する情報や水防資器材(排水ポンプ車等)の提供などを通じて住民の活動を支援しています。

「水防」は、水害を未然に防止することが目的ですので、あまり目立ちませんし、具体的な効果もわかりにくいのですが、地域の安全のために重要な役割を担っているのです。

「水防」はなぜ必要なの?

日本の河川は、その地形的特性により、一般的に急勾配で流路延長が短く、流域の面積が小さいという特徴があります。

一方、気象的特性としては、毎年6月初旬から7月中旬にかけて梅雨前線が日本列島に停滞して、ときに激しい豪雨を発生させます。

また、夏の後半から秋にかけては、台風により、広い地域に渡って多量の降雨と、沿岸域では高潮が発生します。

さらに近年では、「ゲリラ豪雨」と言われるような集中豪雨や局地的大雨が頻発していて、想定できないような雨が降っています。

こうした日本の地形的特性と気象的特性との相乗作用により、洪水や高潮による災害が多発しているのです。

このようなことを防ぐためには、河川改修などの治水事業の実施が必要ですが、それには、莫大な費用と長い年月がかかります。

そのため、水害の発生を警戒したり、土のうなどで水があふれるのを防ぐ、地道な、水防活動が必要なのです。


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避難時には何に注意したらいいの?

洪水などの恐れがある場合は、市町村から、状況に応じて「避難準備」、「避難勧告」、「避難指示」が発令されます。

緊急性や避難の強制力は、「避難準備」→「避難勧告」→「避難指示」の順に高くなります。

避難準備

避難が必要となるような洪水が起こると予想されるときに発令されます。
すみやかに避難できるように準備をうながします。

避難勧告

安全のため、早めの避難をうながす時に発令されます。
必要に応じて早めの避難をして下さい。

避難指示

火災・洪水などにより著しい危険が切迫している時に発令されます。
すみやかに避難して下さい。

避難勧告等の発表は、市町村の広報車や防災行政無線等により該当地域に広報されます。
「避難勧告」や「避難指示」が発表された場合は、通常、付近の公民館や小学校の体育館等に避難所が開設されます。

事前の注意点(確認事項)

避難場所や避難経路の確認

  • 洪水ハザードマップなどを活用して、どの避難所へどの道を使って避難するのか確認しておく

【参考】国土交通省ハザードマップポータルサイト
【URL】http://disaportal.gsi.go.jp/

  • 家族が離れているときの安全確認の方法を決めておく
  • 貴重品、衣類、非常用食品、懐中電灯やラジオなどを準備しておく

避難時の注意点

1.情報の確認

雨や台風などの最新の状況を、テレビやラジオ、インターネットなどで確認しましょう。

【参考】川の防災情報 
【URL】http://www.river.go.jp/

2.防災責任者の指示に従う

避難のときは警察・消防・地元の防災責任者などの指示に従って行動しましょう。
独断での行動は大変危険です。

3.動きやすい服装、集団での避難

避難するときは、動きやすい格好で、二人以上での行動を心がけましょう。

4.車での避難は危険

自動車が水に浸かると動かなくなったり、水圧で扉が開かなくなったりして大変で危険です。
自動車での避難はやめましょう。

5.橋や川の近くは危険

川が増水している場合には、川の流れが速く、橋が壊れたり流されたりして非常に危険です。
近寄らないようにしましょう。

6.川や用水路を見に行かない

大雨の時に、川や用水路の様子を見に行ったことで流されて被害にあうことがあります。
絶対にやめましょう。

まとめ

まずは、日ごろの準備や心構えが大切です。

ご家族の皆さんと確認しあい、情報共有をしておきましょう。

そして万が一、避難の呼びかけが発令された場合は、速やかに指示に従って行動してください。

それが、普段から地道な活動をしてくれている、水防団員やボランティアの方々への最大の協力にもなるはずです。


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