中学生の自由研究は理科の実験で!材料は水だけ、半日で!まとめ方も
2017/08/27
小学生とは違い、中学生ともなると、徐々にムズカシイことが求められようになります。
自由研究も「理科」と指定される学校も少なくないようです。
理科が得意ではない子には急に壁が大きく感じてしまいますよね。
あまりムズカシく考えすぎずに、「半日、材料は基本的に水だけ」で研究っぽくなるテーマをお伝えします。
中学生の自由研究のテーマは「理科」 実験がいい?
中学校によっては、あらかじめ、自由研究のテーマのひとつを「理科」と指定されることがあるようです。
また、すべて自由に決めて良い場合も、中学生らしく、「理科の実験」で自由研究をやってみると良いと思います。
単なる観察記録では、小学生の自由研究と変わりませんので、あえて「実験」の雰囲気が漂うものを選びたいものです。
でも、ムズカシイのはイヤでしょうし、お金や時間がかかりすぎるものちょっと考えもものです。
そこで、基本的な材料は水だけ、半日あればできる実験をご紹介します。
実験の材料は水、時間は半日 そんなのある?
テーマは「水の沸騰時間」です。
ちょっと実験っぽく変化をつけるなら、これに「添加物を加えるとどうなるか」についても加筆しましょう。
材料は基本的に水。
時間は半日あれば大丈夫でしょう。
用意するものとやり方は次のとおりです。
- やかんに水を1リットル入れる
- 強火・中火・弱火でそれぞれ沸かす
- 沸騰する時間を計る
サブテーマの「添加物を加えるとどうなるか」については次のとおりです。
- 沸騰したお湯に、塩を大さじ1杯入れる
- 入れる量を徐々に増やし、それぞれ沸騰する時間を計る
- 水を入れ替え、砂糖でも同じようにやってみる
理科の実験 まとめ方は?
実験中は、その都度スマホなどで火ややかんの状態の写真を撮っておきましょう。
それぞれ何分で沸騰するか記録したものをレポートにまとめます。
塩や砂糖を入れた量と沸騰時間を棒グラフなど比較のしやすいカタチにするとわかりやすいです。
塩や砂糖を入れた量と沸騰時間をグラフにして、これらの写真を添えて、水1リットルを沸かすには何分必要なのかをレポートにします。
ここで、実験前にお子さんに、自分なりの結果の予想と簡単な理由をメモに書かせることが大切です。
「塩を入れたら沸騰が早くなると思っていたが、塩を入れたらそうはならなかった」など、中学生らしい分析結果が加わると自由研究として完成度が高まるので、実験前に時間をかけて考えさせましょう。
※ 中学生の自由研究については、以下の記事でもご紹介しています。
- 中学生の自由研究は「10円玉をキレイにする」で!なぜキレイになるの?
- 中学生の自由研究は理科の実験で!材料は水だけ、半日で!まとめ方も ← 今読まれている記事はココです。
- 中学生の自由研究は理科の実験!うがい薬でビタミンCをしらべる!
- 中学生の自由研究は理科の実験!水とペットボトルだけ まとめ方も
- 中学生の自由研究は理科の実験で!簡単!牛乳で作るカッテージチーズ
- 中学生の自由研究は「水と油を混ぜる」で!水と油が混ざる?まとめ方も
- 中学生の自由研究は理科の実験で!簡単に酢と油と卵でマヨネーズを作る
- 中学生の自由研究は理科の実験!水とエタノールで半日でまとめます!
- 中学生の自由研究は理科の実験で!材料は氷とお湯だけ 半日でまとめる
- 中学生の自由研究もサッカーがいい!サッカーミュージアムへ行こう!
参考にしてくださいね。
なお、小学生向けの自由研究については、
でご紹介しています。
まとめ
ここからは親御さんだけにそっとお伝えします(笑)
水に固体を溶かすと、沸騰する温度(沸点)は上がります。
大ざっぱに言うと、水1リットルに対して塩は約30g、砂糖は約180g溶かすと沸点が0.5度上がります。
沸点の高い物質(不揮発性物質)である塩化ナトリウム(塩)などを溶かすとそのイオンが液体表面の一部を覆ってしまい、その下にある水分子の蒸発を妨げてしまうためです。
お金も時間もかからない実験ですが、火の元ややけどなどには気をつけて楽しんでくださいね。
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