ストレスは仕事から!こころの不調のサインとセルフチェックについて
2016/07/28
先日、ワタシの同僚が長期に渡り仕事を休むと聞きました。
原因は、どうやら強いストレスによる心の病のようです。
彼女は、例えワタシが何年勉強しても合格しない大学を卒業し、英語も堪能…。
身近な人に起こったことだけに、深く考えさせられる出来事でした。
仕事のストレスによるこころの不調のサインと、気づきのためのセルフチェックについて考えてみます。
ストレス 仕事によるものにはどんなものがあるの?
仕事をされている社会人であれば、必ず何らかのストレスを感じることがあると思います。特に、組織で働く会社員であればなおさらですよね。
ワタシたちが仕事で受けるストレスは、主に次のようなモノではないかと思います。
仕事の量や質によるストレス
- 仕事量が多くて残業続きである
- ルーティンが多く、達成感がない
異動や転勤などによるストレス
- せっかく慣れたのに異動になった
- 新しい仕事が習得できない
人間関係によるストレス
- 上司との相性が悪い
- 周囲にうまくとけこめない
組織への不満によるストレス
- 業務の進め方が理解できない
- 自分の仕事が評価されていない
その他、数え上げればキリがありませんよね。
なお、2013年に厚生労働省が発表した「2012年労働者健康状況調査」によると、仕事などで強い不安やストレスを感じている人は6割を超えています。
こころの不調のサインにはどんなものがあるの?
ストレスによってこころのエネルギーが消費され、回復されないと、こころのエネルギー不足が起こり、頭の疲労が引き起こされます。
こころに不調があるときは、カラダが何らかのサインを出していて、次のように段階的に変化していきます。
1 神経過敏段階
疲労が蓄積されつつあり、エネルギーが低下してきている状態です。
- 怒りっぽくなる、攻撃的になる
- イライラが増える
2 エネルギー低下段階
疲労が蓄積され、エネルギーがかなり消耗してきている状態です。
- 朝、起きるのがつらい
- 身だしなみが乱れる
3 抑うつ段階
疲労が蓄積されつつあり、エネルギーが枯渇している状態です。
- 自信喪失、悲観、マイナス思考が加速
- 興味、関心の喪失
あてはまるものがあったのではないでしょうか。
こころの不調のサインはセルフチェックで!
このような、こころの不調のサインは、セルフチェックで気づくことができます。
ひどくなる前に、ときおり自分を見つめてみてくださいね。
同じ時間にセルフチェックする
- 朝の出勤時
- 電車に乗るとき
疲れているなと思ったら
- 残業しない
- 早く寝る
自分のこころの状態を確認する
- マイナス思考になっていないか
- こだわりが強くなっていないか
決まった時間にチェックして、変化に気づいたら早めに対応することが大切です。
まとめ
仕事のストレスが原因と思われるこころの不調は、誰にでも起こっています。
大切なのは、そのサインを早めに読み取って、こころのダメージを日々回復させて、翌日以降に引きずらないことです。
ついつい頑張りすぎてしまう、ワタシたち。
自分をいたわりながら、毎日元気に仕事をしたいですね。
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