ストレスと上手に付き合うには?しなやかな自分をつくる!呼吸法も
アナタは今、ストレスを感じていますか?
仕事、家庭、カラダの悩み…。
ストレスは誰にでもあり、また、なくなることはありません。
それなら、ストレスをなくそうとするのではなく、ストレスと上手に付き合っていきましょう。
ストレスと上手に付き合うには?
そもそもストレスとは何なのでしょうか?
ストレスとは?
「ストレス」(ストレッサ―)という専門用語を最初に用いたのは、ハンガリー系カナダ人の生理学者、ハンス・セリエ(1907~1982)で、物理学から導入された、ひずみの概念として説明されました。
セリエは、特にストレスを否定していません。
すこやかな生活を送るには、適度なストレスが必要です。
ただ、複雑、多様化する現代社会に住むワタシたちは、どうしてもストレスの強度が必要以上に強くなってしまうことが多いのです。
「しなやか」をイメージする
ストレスと上手に付き合っていくためには、しなやかな自分をつくる必要があります。
「しなやか」な自分をつくるためには、まずどうしたら良いでしょうか。
1 「カタいもの」をイメージする
- 簡単にカタチや状態を変えない
- 厳格である
2 「柔らかいもの」をイメージする
- ふんわりしている
- 融通性がある
3 「しなやか」をイメージする
- 柔軟である
- 優美である
ストレスに対してしなやかな自分をつくる
「しなやか」な自分をつくるために、さきほどのイメージを連想させましょう。
「しなやか」な自分をつくるポイント
- こだわらない(こだわりのある自分に気づく)
- 自分の気持ちと相手の気持ちをともに理解する
- 多角的に考えられる
- いろいろな自分を許す
- 愛と感謝を大切にする
ストレスに対してしなやかな自分をつくる呼吸法
呼吸法の前にまず何も考えずに5分間、目をつむってみましょう。
『……。』
本当に何も考えずにいられましたか?(笑)
言葉に出ない思考は1日に何万回と浮かんでいるそうです。
呼吸に集中することで、思考の無限の広がりを抑え、事実を客観的にみることができるようになります。
呼吸法のポイント
- 静かな場所で背筋を延ばして腰かけ、リラックスします
- ゆっくり鼻から息を吸い、口から出します。
- これを10分程度続けます。
- このとき「吸ってから吐く」ではなく「吐いてから吸う」というイメージで呼吸します。
- 吐いているときは「口」、吸っているときは「鼻」に意識を集中させます。
- 呼吸のときに浮かんだ考えはいったん受け入れて、再び呼吸に集中します。
まとめ
自分を変革するには、時間がかかります。
特に呼吸法は、やってすぐに変化があるわけではありません。
ただし、数週間続けると誰しも必ず変化に気づく時があります。
「今日は呼吸が荒いなぁ…」などと感じる方もいますし、また、人によっては「お酒が断れるようになった」という人もいます。
こうした直接呼吸とは関係のないことでも、自分が変わってきた証拠だと言えます。
ストレスと上手に付き合って、穏やかな気持ちで、健康に過ごしたいですね。
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