中学生の自由研究は理科の実験で!簡単に酢と油と卵でマヨネーズを作る
2017/08/27
どうですか?お子さんの夏休みの宿題の進み具合は?自由研究は終わりましたか?
残念ながらまだ終わっていないという方は、簡単にできる理科の実験を自由研究のテーマにしましょう!
台所にあるモノだけでダイジョブですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
中学生の自由研究は理科の実験にしたい!でも簡単なのはあるの?
自由研究って、「自由」なだけに逆にムズカシイ面もありますよね。
読書感想文とかなら、好きな本や、面白そうだと思った本を読めばいいのですが、理科の実験となると、ムズカシイ内容だと困った時の指南役としての親も理解できず、親子で「ただやっただけ」になってしまいます。
そこで、時間もかからず、材料も台所にあるものを使って、簡単にマヨネーズを作る実験をご紹介します。
酢と油と卵でマヨネーズを作る!どうやって作るの?
では、さっそく作ってみましょう。
準備するもの
- お酢…15ml
- サラダ油…150cc
- 卵黄…1個
- 塩…小さじ1/2
- コショウ…少々
- ボウル
- 計量カップ
- 計量スプーン
- 泡だて器
作り方
- 卵を冷蔵庫から出して、室温に戻します。
- ボウルにお酢(15ml)、卵黄(1個)、塩(小さじ1/2)、コショウ(少々)を入れ、泡だて器でよく混ぜます。
- サラダ油を数滴入れ、泡立て器で混ぜて完全に混ざったら、少しずつ油を加えながら、しっかり混ぜ合わせます。
- サラダ油を入れ終わると、ねっとりとしたクリーム状のマヨネーズが出来上がります。
サラダ油は一気に入れないように注意してください!
自由研究で理科の実験 まとめ方は?
実験中は、その都度実験の過程(行程)をスマホなどで写真を撮っておきましょう。
それぞれの過程でボウルの中の液体がどのように変化したか記録したものをレポートにまとめます。
ここで、実験前にお子さんに、自分なりの結果の予想と簡単な理由などをメモに書かせることが重要です。
「市販のものとは全然違うものになるかと思ったが、以外と市販のマヨネーズっぽくなった」など、子どもらしい素直な感想なども加えるとグッと良くなりますので、実験を行う前に充分に時間をかけて考えさせましょう。
さらに、時間があれば、「混ぜる分量の割合を変えるとどうなるか」、「サラダ油をオリーブオイルに変えるとどうなるか」などもやってみると良いでしょう。
それぞれ実験前の予想と実際の結果とのかい離を対比、記録させてレポートに加えると、一層リアル感のある実験になりますよ。
※ 中学生の自由研究については、以下の記事でもご紹介しています。
- 中学生の自由研究は「10円玉をキレイにする」で!なぜキレイになるの?
- 中学生の自由研究は理科の実験で!材料は水だけ、半日で!まとめ方も
- 中学生の自由研究は理科の実験!うがい薬でビタミンCをしらべる!
- 中学生の自由研究は理科の実験!水とペットボトルだけ まとめ方も
- 中学生の自由研究は理科の実験で!簡単!牛乳で作るカッテージチーズ
- 中学生の自由研究は「水と油を混ぜる」で!水と油が混ざる?まとめ方も
- 中学生の自由研究は理科の実験で!簡単に酢と油と卵でマヨネーズを作る ← 今読まれている記事はココです。
- 中学生の自由研究は理科の実験!水とエタノールで半日でまとめます!
- 中学生の自由研究は理科の実験で!材料は氷とお湯だけ 半日でまとめる
- 中学生の自由研究もサッカーがいい!サッカーミュージアムへ行こう!
参考にしてくださいね。
なお、小学生向けの自由研究については、
でご紹介しています。
まとめ
これは、水と油がどうしたら混ざるのかを調べる実験です。
ご存じのとおり、水と油は、性質が反対なので混ざりあいません。
けれども、油と結びつく「親油基(しんゆき)」と、水と結びつく「親水基(しんすいき)」の両方の性質を持つ物質が媒介となった場合、水と油が混ざるのです。
このような現象を「乳化」といい、乳化させる性質を持つ物質を、「乳化剤(界面活性剤)」と呼びます。
つまり、乳化剤を加えると、水と油は混ざるようになるのです。
マヨネーズの場合、卵黄の中に含まれる「レシチン」という物質が、乳化剤の役割を果たします。
【参考文献】「すぐできる、よくわかる!自由研究中学生の理科(Newベーシック)」(永岡書店)
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お金も時間もほとんどかからない実験ですが、マヨネーズを作る時のかくはん作業は子どもだけでは大変なので、お母さんもバックアップしてあげてください。
お父さんも、ちょっと知らないふりをして「今日のマヨネーズ、いつもと違った味で美味しいな。」と言ってあげてくださいね。
それでは、残り少ない夏休みを有意義にお過ごしください。
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