カブトムシのとり方や仕掛け、そして昼間はどこにいるかを解説します
2016/05/02
男の子はカブトムシとかクワガタ大好きですよね。
ウチの子も昆虫が大好き!
近くにそれなりの雑木林があって、そこで何匹も親子でとってきます。
とってきた後はキチンと自分で飼育して、今年は幼虫を育てています。
カブトムシって、知ってないとなかなか獲れないと思っていらっしゃるかもしれませんが、コツさえ掴んでしまえばそれほど難しくありません。
スーパーで買おうとする前に、今年の夏は自分でカブトムシをとってみましょう!
カブトムシのとり方は?
まず、注意することと準備するものは次のとおりです。
1 天候
湿度の高い、蒸し暑い熱帯夜が最適です。
でも、こういう天候って人間にとっては辛いですから、それなりの服装が必要です。
2 服装
長袖・長ズボン
幾ら暑いといっても、肌をむき出しにしてはいけません。
蚊に刺され続けて大変なことになります!
現地で脱いだり着たりできるものが良いと思います。
軍手
子どもがとる場合を考えて、軍手があるといいですよ。
子ども用は、100円ショップでやホームセンターで売っています。
持ち物
懐中電灯
今は小さいLEDのものが安く売っています。
LEDは直線的に光が遠くのでグッドです。
持っていない方は買いましょう!
虫かご
虫かごは、飼育用のプラケースの小さい物より、網状の物の方がおすすめです。
とにかく肩から掛けられるストラップがついているものにしてください。
こちらも100円ショップで買えますよ。
虫除けスプレー
虫除けスプレーは、とりに行く前に必ず使いましょう。
ワタシは帽子から靴まで、行く前にビッチリ吹きかけます(笑)
もちろん子どもにも使いますので、肌に優しいものを選びましょう。
虫取り網など
虫取り網は、伸び縮みできるものがおすすめです。
あと、ピンセットがあると、気の隙間に隠れているクワガタなどもとりやすいので用意しておくといいと思います。
その他
タオルや水も忘れずに。
カブトムシのとり方 仕掛けはどうする?
まずは、基本的なとり方から。
もっとも大事なのが現地での下調べです!
カブトムシは夜行性で夜暗くなってから活動します。
でも、夜暗くなってから樹液が出ている木を探して歩き回るのは、とても大変です。
特に子供と木々が生い茂る森や林に行くなら、とても危ないです。
明るいうちに現地を下見して、樹液が出ている木を確認しておきましょう!
では、カブトムシがいる木はどんな木かということですが、スギやマツなどの針葉樹にはほとんどいません。
クヌギやコナラなど、どんぐりの木で、樹液が出ているものを探してください。
また、時間帯は、夜中がいいという人もいますが、ワタシは子どもと一緒に行くには、明け方がいいと思います。
夏なら基本的にすでに薄明るく、危険な感じはほとんどありません。
ただ、あくまでも「明け方」です。
完全に日が昇る前でないと、カラスがカブトムシを食べてしまいます。
樹液が出ている木がない場合にのみ、仕掛けをつくるということでいいと思います。
昔は「ハチミツ」を木に塗るのが良いなどと言われていましたが、最近は「バナナトラップ」が流行りです。
いろいろやり方はあるようですが、簡単に言うと、バナナをお酒や砂糖と一緒に煮込んで、それを樹木に括り付けるというもの。
細かく切って樹木に張り付けたり、皮がついたままのバナナをそのままストッキング等に入れて木に括り付けたりします。
たしかににおいも強く、よく集まるようですが、自分が所有する樹木でない場合は管理上の問題もありますし、トラップに集まったカブトムシを、先に他の人にとられているという可能性も…。
カブトムシのとり方 昼間はどこに?
夜中や明け方には、時にうじゃうじゃいるカブトムシ。
では、昼間はどこにいるのでしょうか?
カブトムシは腐葉土の中に隠れていることが多いようです。
ちなみに、コクワガタやノコギリクワガタは日中でも木の枝などに、オオクワガタやヒラタクワガタなどは木の穴・土の中などに隠れていることが多いです。
誰でも寝込みを襲われるのはイヤですよね。
もし昼間に見つけても、できればそっとしておいてあげましょう。
まとめ
カブトムシをとるには、まずは事前の準備が重要です。
探してみると以外と近くに樹木はあるものです。
樹液が出ているのが一番望ましいですが、出ていない場合はトラップもありです。
また、時間帯と服装などを充分考えて、親子で楽しくカブトムシをとってください。
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