枝豆のおいしいゆで方と塩加減や冷まし方について
2016/05/03
そろそろ暑い夏がやってきますね。
この時期になると、仕事から帰ってきたら、「ただいま」という前に、すぐに「ビール!」というご主人。
お仕事お疲れさま。
ご主人が、ビールをさらにおいしく飲めるように、おいしい枝豆を茹でて食べさせてあげたい、と思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
そんなアナタに、枝豆のおいしいゆで方と塩加減や冷まし方などをお伝えします。
枝豆のおいしいゆで方は?
まず、ネットなどに出ている、一般的なものを簡単にご紹介しますね。
1 枝豆のさや切りをする
枝豆の両端を切り落とすことで、より枝豆に塩味がしみこみ、おいしく茹で上がるとされています。
2 塩もみをする
塩加減は、「多めに」とか「小さじ1杯程度」とか、いろいろです。
塩もみをすることによって、枝豆の皮にある産毛を取りのぞき、塩味を枝豆に浸透しやすくなる効果があると言われています。
3 塩茹でする
水を沸騰させて塩を入れ、そこに枝豆をいれ、数分間茹でます。
水は「1リットル」とか「少し」とか、塩は「たくさん」とか「大さじ3杯」とか、こちらもいろいろです。
ゆで時間もいろいろでした。
次にワタシのやり方です。
1 新鮮な、美味しい枝豆を買う
これが基本で、かつ一番大事なことです!
選び方は、
- 緑色が濃いもの
- さやがふくらんでいるもの
- さやが密集しているもの
- 葉っぱの鮮度がよいもの
ぐらいを憶えておけばいいでしょう。
素材が良ければ、あとはあまり下ごしらえなどはしない方がおいしいです。
2 軽く水洗いして汚れを落とす
下準備として行います。
産毛はムリにとらなくていいです。
3 水が入った鍋に枝豆入れ、強火にかける
豆がちょうどひたひたになるくらいの「水」をいれます。
たくさんの水を入れて茹でると旨みがたくさんの水の中に逃げてしまいます。
4 沸騰してきたらひとつ食べてみて、好みの硬さの一歩手前で火を止める
余熱で仕上げるためです。
5 茹で上がった枝豆をザルにとり、すぐにかなり多めの塩をふる
でうちわなどで扇がず自然放置しておけば美味い枝豆ができあがりますよ。
枝豆のおいしさは塩で決まる?
一般的には、ゆでる前に塩もみなどの下ごしらえをしています。
そのあと、塩水で茹でたり、ゆであがった豆に塩を振ったり…。
でもこれじゃ塩だらけですよね。
皮の部分だけすごく塩辛いなんて経験ありませんか?
もともと枝豆はさやと薄皮のおかげで塩分がしみ込みにくいのです。
そこにムリに塩分をしみ込ませようとしてもうまく行きません。
枝豆の塩は「スイカの塩」などと同じように、「対比効果」として枝豆の甘みを引き立てる役割なのです。
また、塩分濃度が高い状態で枝豆をゆでると、浸透圧で豆の水分が外にしみ出して、縮んで固くなって弾力性も失われてしまいますので気を付けましょう。
過去の「ためしてガッテン」では、プリプリとしたやわらかさや歯ごたえ(弾力性)を考えると、4%の塩水が最もバランスのとれた濃度であると紹介されていました。
枝豆をおいしく食べるには冷まし方が重要?
一般的には
- ザルに上げて、しっかりと水気をおとし、うちわで冷ます
というやり方が数多く紹介されています。
冷水や氷水につけると良いと解説しているサイトもありました。
我が家では、
- うちわなどで扇がず自然放置しておく
これだけでおいしい枝豆ができあがります。
冷水や氷水につけると、せっかくついた塩味が薄くなり、みずっぽくなってしまうことがありますので注意してください。
まとめ
枝豆のゆで方や召し上がり方に「絶対」はありませんから、いろいろ試してみて、ご家族みなさんのお口に合うやり方をみつけてください。
ただ一つだけ間違いなく言えるのは、素材が一番ということです。
また、時間がない時などは、ハナレワザとして、塩を振ってラップをかけ、電子レンジで加熱する、ということも…。
以外とおいしいですよ。
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