徒然なるママの365日

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宴会の締めの種類は?その使い分けは?あいさつは?お答えします!

      2017/02/14

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春は歓送迎会、夏は暑気払いや残暑払い、そして年末年始には忘年会や新年会。

社会人ってホントに宴会が多いですよね。

そして宴会の最後に必ず行われるのが「締め」ですよね。

諸先輩方は、突然の指名にも慌てず、あいさつと締めをそつなくなされているハズです。

アナタも突然の指名に備えて準備しておきましょう!

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宴会の締めの種類はどんなものがあるの?

宴会の最後に締めとして行われる「締め」。

いわゆる「手締め」のこと指しますが、その方法として一般的なのが、「一本締め」と「三本締め」です。

他に「一丁締め」または「一発締め」と呼ばれる方法もありますが、かなり簡略化された手締めのため、正式な場では「一本締め」または「三本締め」を行うのがマナーとされています。

ただし、最近ではそれほど気にしなくなっていますし、特に普段顔を合わせている職場の宴会であれば、一丁締めで問題ありません。

一本締めとは?

「よーっ!」
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン!

シャ」または「シャン」は手拍子1回を表しています。

このリズムで1回だけ行われるのが一本締めです。

手拍子のリズムは、3、3、3、1で計10回です。

これは、3が3回で9(九)になり、そこに1を足すことで丸になる、つまり「丸くおさまる」ということからきています。

本来は三本締めの方が正式な締めとされており、一本締めは少し略式の方法になります。

そのため、来賓などのいない内輪の関係者だけの宴会などでは一本締めをするケースが多いようです。

なお、関東地方などでは「一本締め」というと「一丁締め」(一発締め)を指すこともありますので、憶えておいてくださいね。

三本締めとは?

「よーっ!」
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン!

「よっ!」
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン!

「もう一丁!」
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン!

このように一本締めの10回の手拍子を3回繰り返すのが三本締めです。

この3回にはそれぞれに意味があり、1回目はその回の主催者のために、2回目は来賓や来客のために、3回目はその会自体のために、または出席できなかった人のために行われるものだと言われています。

三本締めは正式な締めですので、結婚式などのフォーマルな席や、公式行事などで行われることが多いようです。

一丁締めとは?

「よーっ!」
シャン!

これだけです(笑)。

最近はこの「一丁締め」が増えてきたような気がします。

個室ではなく、周りに他の方も大勢いらっしゃるような場所で行われることが多いです。

関東地方などでは「一本締め」というと、この「一丁締め」を指すこともあります。

「一発締め」と言われることもあります。

どういう風に使い分けるの?

本来、「締めは主催者側が行うもの」ですので、来賓等の場合はそれを理由にお断りすべきです~と言いたいところですが、場の雰囲気によっては受けざるを得ないときも少なくありませんので、状況とやり方を覚えておきましょう。

司会や幹事から指名を受けたら、簡単にご挨拶をしてから締めを行います。

一本締め

状況

忘年会や同窓会などの催事の際に行うのが一般的です。

やり方

まず最初に「一本締め」で行うことをお知らせします。

「お手を拝借!」と声をかけ、手を前方に開いて構えます。

会場のみなさんが全員構えたのを確認してから、

「よーっ!」と発声し、
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャン!

締めが終わったら「ありがとうございました」、と唱和していただいたお礼を言い、拍手で終了です。

三本締め

状況

三本締めは、結婚式や新年会、還暦のお祝いや盛大な宴席など、お祝いやおめでたい席のときに行うのが一般的です。

また、三本締めは、大事な祝いの席などを締める場合の他に、会社の事業の成功の時や、大きな目標の達成など特別な時に行うケースが多いので、覚えておきましょう。

やり方

冒頭で三本締めでやることを宣言して、あとは一本締めと同じです。

一本目を締めたところで、「よっ!」と大きな声で合いの手を入れてもう一本行います。

二本目が終わったら「もう一丁!」や「もう一本!」などと合いの手を入れてさらに三本目を締めます。

一丁締め

状況

比較的小規模な宴会で行われます。

やり方

一丁締めであることを宣言して、「よーっ!」の発声までは同じです。

シャン!」と1回だけ手を打って、お礼を言って終わります。

大きな声や音が出せない場所では、指だけで打つ一丁締めにすることもあります。


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締めのあいさつはどうしたらいい?

締めのあいさつは、日ごろからいつ役目が回ってきても、そつなくできるようにしておきたいですよね。

司会や幹事から締めの指名を受けたら、簡単にあいさつをしてから締めに入ります。

【あいさつの例】

ご指名に預かりました〇〇と申します。僭越ながら締めのご挨拶をさせて頂きます。

皆様ご起立をお願いいたします。

本日は、〇〇の中、ご参会いただきまして誠にありがとうございます。

また、このような素晴らしい会を儲けていただいた〇〇の皆様、ありがとうございます。

それでは、本日お集まりいただいた、皆様のご健康と益々のご活躍を祈念いたしまして一本(三本・一丁)で締めさせていただきます。

お手を拝借、よーっ!(一本締め・三本締め・一丁締め)」

締めのあいさつの意味

「締めの挨拶」は宴会の終了を告げるために行われるものです。

出席してくれた方々への感謝の言葉を伝え、締めの一本締めや三本締めなどを出席者全員で行うのが習わしです。

あいさつには、2次会の説明なども忘れないようにして、なるべく早く参加者が移動する状況を作り出しておく必要もあるなど、宴会そのもののトリを飾る、非常に大切なものなのです。

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まとめ

昼間の会議と同様、宴会もビジネスの延長だといえます。

まず、基本的な締めの種類とやり方を理解しておきましょう。

そのうえで、いつ締めのあいさつに指名されてもいいように、日ごろから意識をしておくことが大切です。

宴会の締めのあいさつをそつなく行うためには、その宴会が「どのような趣旨で開催されたものか」を把握しておくことが重要です。

アナタらしい、個性あふれるあいさつができるようにしておきましょうね。


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