平均寿命とは?そして平均余命とは?健康寿命についても解説します
日本人の平均寿命ってたしか男性は80歳くらい、女性は86歳くらいだったわよね!?
ということは、今、35歳だから、あと50年生きられるってコトよね…。
でもこれって「平均」だから、ちょっと違うのかしら?
確かにニュースとか新聞とかでよく「平均寿命」とか言っているけど、そもそも何を表した統計なのかしら?
そんな疑問をお持ちのアナタ!
あと何年生きられるか(笑)、一緒に確認していきましょう!
平均寿命とは?
そもそも、「平均寿命」とは何を表しているのでしょうか?
平均寿命は、生命保険の計算時の基礎資料となるなど、経済活動において広く参考にされています。
日本人の平均寿命は世界的にももっとも長く、25年間連続で世界最長寿国との発表もあります。
厚生労働省の発表によると、2014年における日本人の平均寿命は、男性80.50歳、女性86.83歳となっています。
これは、わかりやすく言うと、この場合の「平均寿命」とは、0歳の人の「平均余命」ということになります。
つまり、厚生労働省は、各年齢の人が1年以内に死亡する確率やあと何年生きられるかという「平均余命」を発表していて、0歳の人があと何年生きるかという予測数字を「平均寿命」と呼んでいるのです。
平均余命とは?
平均余命とは、ある年齢の人々が、その後生きられると予測される平均の年数を表します。
国勢調査に基づく年齢別死亡率から統計的に算出されています。
平均余命は「各年齢別の残りの年数」なんですね。
繰り返しますが、そのうちの0歳のものを「平均寿命」というわけです。
つまり、ワタシたちは、発表された「平均寿命」まで生きられると予測されるいうことではなく、同じく発表されている年齢別の「平均余命」まで生きられると予測されるワケです。
ちなみに、2014年の35歳の女性の平均余命は、52.42となっています。
平均寿命と健康寿命
「平均寿命」と「平均余命」はわかりましたか?
これらに似たような言葉で最近「健康長寿」というコトバも耳にします。
健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことを言っています。
平均寿命と健康寿命の間には、厚生労働省の統計によると、男性で約9年、女性で約12年の差があります。
単に「平均寿命」や「平均余命」だけの問題ではないということですね。
「平均余命」までの間、健康上の問題がない状態で日常生活を送れなければ、本当の意味での「長寿」は全うできないのではないでしょうか。
まとめ
ワタシは、長生きだけがすべての美徳ではないと思っています。
人に迷惑をかけずに、やりたいことをやって、充実した人生を送りたい。
誰もがそう思っているハズです。
それは生きた長さには必ずしも比例しないということです。
自分のやりたいことをやるには「健康第一」でなければなりません。
そのためには、
- 並び項目バランスの良い食事と適切な睡眠を心がける
- 運動機能を中心とした体調管理を行う
- 適度な外出による刺激を受ける
- 社会との繋がりや役割を持つ
などがとっても大切です。
アントニオ猪井の名言がワタシは大好きです!
「元気、元気、元気があれば何でもできる!!」
■ おすすめトピック ■