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口角炎とは?その原因と予防法について

   

kuchibiru
食べている途中でクチの中を噛んでしまったりすると口内炎ができます。

白く、ポチっとなって、治るまでかなり痛いですよね。

ワタシ、先日、クチの中ではなく、上唇と下唇の端のつなぎ目(口角)が少し避けてしまい、医者へ行ったら「口角炎」だと言われました。

ん?なんだそれっ??

口角炎の原因や対処法と予防法について解説します。

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口角炎とは?

唇の両端が切れてしまい、裂けて血がでてくる炎症を「口角炎」といいます。

裂けたときの痛みや出血でつらい思いをすることがあります。

また腫れたり、かさぶたが剥がれて繰り返し発症する場合が多く、とてもやっかいな病気です。

口内炎もそうですが、飲んだり食べたりという日常のもっとも基本的なことを行う際にその都度痛みが伴いますので苦痛を感じる時間が長くなります。

口角炎になると、口を大きく開けれないし、見た目にも美しいとは言えませんよね。

さらに一度口角炎になると、ついつい口を開けたりしてしまうことで傷口が開いて、なかなか治らないことがよくあります。

発症してしばらくすると患部はかさぶたに覆わますが、かさぶたはとても薄いのでちょっとしたことですぐに剥がれてしまいます。

早期回復のためには、我慢して、かさぶたははがさないようにしましょう。

患部が炎症している間にかさぶたを剥がすと何度も炎症を繰り返すことがあるので気を付けてください。

ほとんどの場合、数日程度で回復しますが、一度発症すると何度も再発するケースが多いのも口角炎の特徴です。

口角炎の原因は?

口角炎は口の周りに炎症を起こし強い痛みを感じることから、ヘルペスによる口唇炎と間違われることが多いですが、口角炎はカンジダという真菌(カビ)による感染症です。

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カンジダ菌は、もともと人間の体内に滞在している菌なので、通常の状態であれば、皮膚にカンジダ菌が付着しても口角炎になることはありません。

しかし、免疫力が低下している状態だと、皮膚がカンジタ菌に侵されてしまうことがあるのです。

口角炎の主な原因と言われているのは、次の3つです。

1 免疫力の低下

ストレスや疲労が重なるとなりやすいと言われています。

2 ビタミン不足

特に皮膚の状態つかさどるビタミンB2やビタミンB6の欠乏が原因のひとつになります。

3 胃腸の弱体化

口は消化器官である胃腸の入口です。
胃腸の状態が良くないと口角炎になりやすいというデータがあります。

口角炎の予防法は?

生活リズムが崩れ、体調不良や疲労の蓄積がある場合に多く発症すると言われていますので、まず第一に規則正しい生活を心掛けてください。

もちろん口角炎は病気の一種ですので、日々の体調管理をキチンと行うことで予防の効果も期待できると思います。

口角炎になった時は、皮膚の状態を改善し、細菌予防効果に優れているビタミンB群の「ビタミンB2」や「ビタミンB6」、傷の治りを助けてくれる「鉄分」の3つの成分を積極的に、かつ偏ることなく摂取するよう心掛けましょう。

  • ビタミンB2  レバー・いかなご・納豆・うに  など
  • ビタミンB6  ニンニク・まぐろ・鮭・いわし  など
  • 鉄分      あさり・あおのり・パセリ・しじみ など

まとめ

口角炎になったら、お近くのクリニックに相談してください。

クリニックで口角炎と診断された場合、カンジダの作用を抑える抗真菌薬や抗生物質が処方されます。

それにあわせてビタミンB群を補給するためのビタミン剤を処方される場合もあります。

まずは日々の体調管理とバランスの良い食事を心掛けてください。

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これはすべての健康の基本ですね。


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