徒然なるママの365日

日々感じたママに思ったママを綴っていきます

屋久島の縄文杉ツアーは貸切ガイドで日帰りがおすすめ!服装や持ち物も

      2017/11/19


一度は見てみたい屋久島の縄文杉。

日本の世界遺産のひとつであり、最近、あらためてNHKでも採り上げられ、さらに注目を浴びていますよね。

かといってひとりでは行きづらいですし、ましてやガイドさんなしでは、山岳上級者でもないと難しいですよね。

でも、貸切のガイドツアーを選べば、ワタシのような子ども連れでも行けますよ!

スポンサーリンク

屋久島の縄文杉ツアーってどういうものなの?

屋久島の縄文杉ツアーと言うと、一般的には、あの樹齢数千年と言われる「縄文杉」を見に行くツアーのことを指しています。

途中の荒川登山口まではバスで行けるのですが、そこから先は徒歩になります。

徒歩の区間は片道11㎞、往復22㎞ですが、当然平坦な道ばかりではありませんので、体力と気力が必要です。

ただし、片道11㎞のうち8㎞は俗に「トロッコ道」と言って、トロッコの線路の上を歩きます。

わかりやすく言うと、ホントに飽きてしまうくらい、変化のない平坦な道(線路)を歩くのです。

でも、残りの3㎞は、「どうやって歩くの?」と言うくらいの傾斜と足の置き場のないような山道が続きます。

そのため、初心者にはペース配分がとても難しいのです。

縄文杉にたどり着くまでには、夫婦杉やウイルソン株など、縄文杉以外のスポットもありますので、疲れて下ばかり向いていると見逃してしまうなんてことも…。

また、現地は気温の変化も激しく、基本的に雨が多く、天気が変わり易いため、思った以上に疲労してしまいます。

ですので、屋久島が初めての方や、登山初級者の方が縄文杉のトレッキングツアーに行く場合は、適切な現地ガイドさんのお世話になることをおすすめします。

現地ガイドさんであれば、参加者の様子などを見ながら、適切なペース配分や休憩ポイントを示していただけますし、途中のスポットでは詳細な説明などが聞けますし、もっとも効率的に縄文杉トレッキングを楽しめます。

また、万が一のケガ等にも、ガイドさん同士での連絡などにより適切に対処していただけるため、安心できます。

屋久島の詳細な地図や周辺情報はコチラ【楽天たびノート】

屋久島の縄文杉ツアーはどうして貸切ガイドで、日帰りがいいの?

どうして貸切ガイドがいいの?

何度か縄文杉を見に来られた方や、登山上級者の方は、ガイドなしのパッケージツアーでも問題ないと思います。

また、初心者でも、お友達同士などであれば、ガイド付きのパッケージツアーが安くて効率も良いでしょう。

でもワタシのように、登山の経験があまりなく、かつ、子ども連れとなると、他のツアー参加者の方に迷惑をかけられないと必死になり、かえって必要以上に体力を消耗してしまうこともあるかも知れません。

自分のペースで歩けないというのはなかなか辛いものがありますからね。

そんなとき、貸切ガイドさんですと、グループのペースの様子をみながら進行してくれますし、「こんなこと人前で聞けないよな」という初心者的なことでもサラッと聞けたりできますので、全体的に和やかな雰囲気でトレッキングができるのです。

モチロン、休憩地点や危険箇所なども熟知されているので、

「あと○分くらい行くと休憩場所があります」とか「○○メートル先にトイレがあります」

などと、自分たちで調べておかなければならないこともお任せでき、結果として登山そのものに集中できるので、余計な疲労を防ぐことができます。

さらには天候や気温の様子などを見ながら、適切な服装や水分補給のアドバイスをしていただけるなど、至れり尽くせりなのです。

ワタシたち一行がお願いした、「島結」(しまゆい)の笹川さんは、東京出身の男性ガイドさんで、とても落ち着きのある方でした。

しゃべりすぎず、かつ、ワタシたちの質問などには的確に対応していただき、スポットごとの解説もとてもていねいで、ワタシたちのニーズにピッタリ合ったガイドさんでした。

さらに、帰路でヒザを少し痛めてしまったのですが、その後のペース配分などもいろいろご配慮いただき、最終のバスに間に合わなくなりそうになった時も、あらゆるケースを想定して、事前の準備を進めてくれました。

結果的にバスには乗れましたが、事前の準備がなければ、かえって焦ってしまい、乗り遅れてしまったような気がします。

『もし間に合わなければ、ガイドさんがそうなった場合の準備をしてくれているし、ダイジョブか…』という気持ちが余裕につながったのではないかと思っています。

これらは「島結」さんだけの特別のサービスではないのかも知れませんが、彼はゼッタイおすすめですよ。

【参考】屋久島アウトドアガイド 島結

【URL】https://www.shimayui.com/

今回ワタシは、2泊3日でガイドなしの屋久島ツアーを予約して、その上で島結さんに貸切ガイドをお願いすることにしました。

ちなみに、2泊3日のガイドなしの屋久島ツアーは楽天トラベルのJAL楽パックです。

屋久島空港から歩いてすぐ近くの「縄文の宿まんてん」は和室もあり、大浴場(温泉)もあるので子どもが大喜びでした!

【参考】JAL楽パック ~ 「屋久島 縄文の宿まんてん」

※ ご利用される場合は「検索条件を変更してこの宿で検索する」ボタンをクリックして、アナタに合った条件を入力してくださいね。

どうして日帰りツアーがいいの?

ワタシのように子ども連れの場合は平日に学校を休ませるわけにはいきませんよね。

また、お仕事が忙しくて平日の休暇がとれない方も少なくないと思います。

そうすると、ハッピーマンデーの3連休などを利用して、2泊3日での計画を立てることになります。

ワタシも当初、土日で行けないか検討してみましたが、ちょっとムリがあるので、3連休の時を前もって狙いました。

で、さらに調べると、2泊3日では、縄文杉ツアーは、山中泊か日帰りのどちらかになるのです。

山中泊ツアーはどうなの?

山中泊のツアーは、ゆっくり入山して、奥の山小屋に泊まり、翌日、縄文杉をゆっくり眺めることができます。

それだと、1日目は早朝に羽田に向かい、午後、屋久島に着いたらホテルで登山の準備をしてすぐに出発。

その日に山中に1泊して、2日目に縄文杉を見て、ホテルへ帰ります。

3日目に帰宅となりますが、初心者にとっては特に初日のハードさが辛いのではないでしょうか。

日帰りツアーはどうなの?

日帰りツアーなら、1日目は早朝に羽田に向かい、午後、屋久島に着いたら、その日はホテルでゆっくり次の日に備えることができます。

2日目は早朝4時ごろホテル出発になりますが、これな何とか頑張って、一日山登りに専念します(笑)

下山は、最後の18時のバスに乗っても19時過ぎにはホテルに戻れますので、夕食をゆっくり食べて、お風呂に入って、ゆっくりと寝られます。

3日目は、午後の出発の方は午前中に他の観光スポットをご覧になっても良いでしょうし、ワタシたちのように、午前中の便で早めに帰宅して、翌日からの仕事に備えるというのもアリです。

アナタの屋久島訪問の目的が「縄文杉」なら、縄文杉を無事に見られれば、その目的は達成したことになります。

あまり、あれもこれもと欲張らず、サクッといきましょう。

2泊3日で屋久島旅行をご検討の登山初心者の方には、ワタシは日帰り縄文杉ツアーをおすすめします。


スポンサーリンク

屋久島の縄文杉ツアーの服装や持ち物はどうしたらいいの?

山での服装や持ち物は、初心者は特に気になりますよね。

同じ初心者目線で必要なものをお伝えしますね。

服装などはどうしたらいいの?

登山靴

まずはヤッパリ「靴」です。

島内でレンタルもできるようですが、やはり登山で一番大事なものですので、購入しても損はないと思います。

屋久島で縄文杉を見るために靴を買うなら、登山用で、ハードタイプでないものをおすすめします。

ハードタイプとは、本格登山用の靴で、誰も通ったことのないような険しい山道を行くためのものです。

屋久島の縄文杉は、日に何百人という方々が訪れていますので、そこまでのものは必要ありません。

むしろ、重くて固いので初心者には扱いづらいのです。

ただし、雨が多く、一部には険しい箇所もあるため、ゴアテックスで、靴底はビブラムソール(または同程度の性能)のモノを選びましょう。

このあたりは、登山専門店などで、「初めて縄文杉へ行くんですけど…」と正直に聞いて、アドバイスをもらうと良いでしょう。

登山用靴下

登山靴と一緒に購入すると失敗しません。

厚手で、しっかりとしたものがおすすめです。

実際に靴下を履かせてもらって、靴を履いてみてくださいね。

帽子

特に登山用である必要はありませんが、木の枝などに頭をぶつけることがあるので、必ず持って行ってください。

ただし、風が強い時があるので飛ばされないように、あごひものあるものか、別途100円ショップなどで両側がクリップ止めできるストラップを手に入れておきましょう。

少々お高いですが、こんなオシャレなモノもありますよ。

レインウエア

特にゴアテックスでなくても構いませんが、登山向けのものが使いやすいと思います。

できるだけ小さく収納できるものが良いでしょう。

ズボンの裾はジッパーなどで開くようになっていると、靴を履いたママ、サッと脱ぎ着しやすくて便利です。

どうしてもイイものが欲しいという方には、次のモノがおすすめです。

メンズもありますよ。

インナーなど

特に登山用で揃える必要はありません。

ワタシはスキー用のフリース素材のシャツや、伸縮性・撥水性のあるズボンをチョイスしました。

軽くて、動きやすく、脱ぎ着しやすいものを何着か持って行きましょう。

夏場以外の朝夕は冷え込むことがあるので、気温の変化に対応できるような工夫が必要です。

基本的に登山中は動いているので、秋でも汗をかきます。

登山中はそれほど寒くないのですが、休憩中などは急に寒さを感じますので速乾性のものを選んでくださいね。

持ち物などはどうしたらいいの?

手袋

なくても大丈夫ですが、あると安心です。

軍手で問題ありません。

ストック、ヘッドライト

あるに越したことはありませんが、島結さんは無料でレンタルしてくれました。

ツアーが決まったら旅行エージェントかガイドさんに聞いてみてください。

ヘッドライト(頭につけるライト)は、出発が朝早く、日の出前から登山が始まるので、必要になります。

個人差がありますが、ストックは1本でも充分ではないかと思います。

500mlが2本は必要です。

屋久島のホテルやコンビニで売っていますので、現地で購入しましょう。

屋久島は沢の水も飲めるので、胃腸に不安のない方は、ナルゲンなどの間口の広い水筒を持って行って、水は最小限にするというテもありです。

沢の水の給水ポイントは、ガイドさんが教えてくれます。

食料

小腹が空くので、軽食をリュックの中に入れて行きましょう。

乾燥果物やチーズなどで良いでしょう。

クッキーやチョコレート系のお菓子もおすすめです。

チューブ(液体)のカロリーメイトなども良いですね。

ちなみに島結さんは、休憩のたびに美味しいチョコクッキーをくださいました。

あと、当日の朝食と昼食は、事前にホテルに頼んでおくと、明け方までにおにぎりなどを用意してくれます。

モチロン有料だと思いますが、必要な方は前もってオーダーしておきましょうね。

山で食べるおにぎりは美味しいですよ。

医薬品等

登山口までのバスは山道を結構なスピードで走るため、酔いやすいです。

並んだ順にバスに乗せられるので、場合によっては後方の補助席になることもあります。

クルマに弱い方でなくでも、必ず酔い止めは持って行きましょう。

また、バンドエイドなど、応急処置ができるものは必須です。

念のため保険証(コピー)も持参してくださいね。

携帯用トイレ

縄文杉までのルートには途中2箇所にトイレがあります。

その都度ガイドさんが指示してくれますが、いざというときのために携帯用トイレを持って行きましょう。

かといってどこでも使えるわけではありませんので、携帯用トイレを使える場所もガイドさんが教えてくれます。

その他

フェイスタオルは一枚持って行きましょう。

また、雨が多いので、ジップロックやビニール袋など、スマホやカメラなどのアイテムが濡れないようにできるものがあった方が安心です。

服装・持ち物まとめチェック表

ワタシなりに服装や持ち物をまとめてみました。

必要に応じて利用してみてくださいね。

チェック 項目 摘要
登山靴 ハードタイプでないモノを  ゴアテックス・ビブラムソールのモノが良い
登山用靴下 登山靴とあった厚手のモノ
レインウエア ゴアテックスでなくても可  なるべく小さくたためるモノが良い
防寒着 冬場や宿泊する場合は必ず持参
帽子 登山用でなくても可  風で飛ばされないような対策を
インナー・下着類 速乾性のモノ  綿は乾きにくいのでNG
靴下・手袋 靴下は速乾性のモノ  手袋は軍手でも可
サポーターなど 膝や腰に不安のある方は事前に付けてしまった方が後悔しません
着替え 雨に濡れた時用に持参すると安心
500mlが2本あると安心  沢の水でも可  重いので現地で購入しましょう
行動食(軽食) 乾燥果物、チーズ、チョコレート菓子など  ゼリー状のモノでも可
ヘッドランプ 必要に応じて  ガイドさんが貸してくれることもありますので確認を
ストック 必要に応じて  ガイドさんが貸してくれることもありますので確認を
ザックカバー デイパックのサイズに合わせて  スポーツ用品店で安く売っています
日よけ対策グッズ 晴れの日には必携
携帯トイレ これも必携です
防水ケース ジップロックなどでも可
タオル 必携です  汗を拭きやすい大きさのモノ
小額紙幣や小銭 協力金やバス代をガイドさんが立替てくれないときは必携
医薬品等 酔い止め、バンドエイドなど  あわせて保険証(コピー)の準備も

その他の初心者の留意事項は?

とにかく、ワタシのような初心者は、何から何まで登山用で揃える必要はありません。

靴以外はできるかぎりあるもので代用しましょう。

登山が楽しくなってきたら、徐々に買いそろえていけば良いのです。

また、不安になってあれもこれもと詰め込む必要はありません。

軽い方が絶対的に疲れないのは言うまでもありませんよね。

スポンサーリンク

まとめ

縄文杉トレッキングツアーだけではなく屋久島の観光ガイドさんは、全員で130人ほどいらっしゃるそうです。

一方、屋久島全体の人口は約13,000人だとか…。

つまり、人口の1%がガイドさんということになりますね。

また、そのガイドさん130人の約7割が島外からの移住者だそうです。

みなさん、屋久島の不思議な魅力に魅せられてしまうのかも知れませんね。

なお、屋久島については、以下の記事でもご紹介しています。

  1. 屋久島の縄文杉ツアーは貸切ガイドで日帰りがおすすめ!服装や持ち物も ← 今読まれている記事はココです。
  2. 屋久島縄文杉ツアー~荒川登山口から縄文杉までのルートとスポットは?
  3. 屋久島での食事はどうしたらいい?夕食は?カフェは?おすすめをご紹介
  4. 屋久島の観光スポットは?もののけ姫の舞台からウミガメの産地まで!

参考にしてくださいね。


■ おすすめトピック ■

 - 国内旅行 , ,