チワワの年齢を人間に例えると?寿命や健康管理について
2018/12/28
我が家のチワワもすっかり高齢者の域に入りました。
2003年生まれと2006年生まれの母娘なのですが、母の方はもうおそらく後期高齢者の仲間入りかも…。
瞳はグレーになり、今ではほとんど近くが見えません。
幸い、二匹とも大きな病気はありません。
一日でも元気に長生きして欲しいと思っています。
ところで、そういう彼女たちは、人間で言うと何歳なるのかしら?
調べてみました。
チワワの年齢を人間に例えると?
犬の年齢といえば、一般的には人間の年齢に7をかけた歳と思われている方が多いのではないでしょうか。
調べてみると、およその年齢の目安としてはいいのですが、正確には違うようなのです。
しかも犬種によっても年齢は違うらしいのです。
一般的に大型犬より小型犬のほうが寿命が長いといわれています。
小型犬は2歳になるまでは大型犬より成長が早いんですが、3歳以降は歳のとり方がゆっくりになるのです。。
チワワが2歳のとき、人間の25歳に相当します。
2歳までは小型犬だったら、みんな25歳くらいと思ってもいいのですが、3歳以降の1年が人間の何歳分に相当するかというと、小型犬の中でも犬種によって大きく違いが出てきます。
小型犬の中で歳をとるのが一番遅いのはミニチュアダックスです。
ミニチュアダックスは1年に4.32歳づつ歳をとっていきます。
フレンチブルドックは歳をとるのが早く、1年に7.65歳づつ歳をとっていきます。
そして、我が家と同じチワワはどうかというと、1年に4.87歳づつ歳をとっていきます。
※この計算方法はペット先進国の1つであるイギリスのBBCニュースのサイトに掲載されたもので英国ケンネルクラブと米国獣医師データベースから、実際の年齢を計算したものです。
だから、チワワが3歳になったとき、単純に×7で年齢を計算すると人間の21歳に相当することになりますが、実は25+4.87=29.87≒30歳ということになります。
大学生とアラサーでは違いすぎる…(笑)
犬種別 年齢換算方法
参考(英国BBC "Dog years: The calculator" 24/May/2013)
0歳~2歳まで
小型犬:1年×12.5歳
中型犬:1年×10.5歳
大型犬:1年×9歳
3歳以降
小型犬
ミニチュアダックスフンド:1年×4.32歳
ボーダーテリア:1年×4.47歳
ラサ・アプソ:1年×4.49歳
シーズー:1年×4.78歳
ウィペット・ミディアム:1年×5.30歳
チワワ:1年×4.87歳
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア:1年×4.96歳
ビーグル:1年×5.20歳
ミニチュア・シュナウザー:1年×5.46歳
コッカー・スパニエル:1年×5.55歳
キャバリア・キングチャールズ・スパニエル:1年×5.77歳
パグ:1年×5.95歳
フレンチブルドッグ:1年×7.65歳
中型犬
スパニエル:1年×5.46歳
ラブラドール・レトリバー:1年×5.74歳
ゴールデンレトリーバー:1年×5.74歳
スタッフォードシャー・ブル・テリア:1年×5.33歳
ブルドッグ:1年×13.42歳
大型犬
ジャーマン・シェパード・ドッグ:1年×7.84歳
ボクサー:1年×8.90歳
チワワの寿命は何歳?
チワワの寿命は一般的には13歳くらいと言われています。
×7の方法で計算したとしたら91歳になりますから、13歳まで生きたらかなり高齢だと思います。
しかし、先の「犬種別 年齢換算方法」だとチワワの13歳は、
25+11×4.87=78.57≒79歳となり、人間で考えれば、大きな病気をしなければまだ寿命とは言えないでしょう。
寿命は、病気も関連してきますし遺伝的な要素も関係があります。
ですから、一概には言えませんが、チワワの寿命を延ばしてあげるには、シニアといわれる年齢になってきてからの生活を意識してあげることと、日ごろから小さいことを見過ごさない健康管理が大きなカギとなってきます。
チワワの健康管理について
チワワの健康管理にはどういう点に注意すべきでしょうか。
チワワが受けるストレスを減らす
ストレスを感じやすい環境だと、チワワは寿命は短くなる可能性が高まります。
長時間ひとりぼっちでお留守番させられたり、家族の中にチワワがなついていない飼い主がいたりするとストレスを感じてしまいます。
ウチのワンちゃんたちはふたりなのでストレスは軽減されているのだと思います。
チワワは飼い主からの愛情を特に欲しがる犬種です。
愛情の感じ方と寿命には相関関係があるともいわれているので、たくさんかわいがってあげましょう。
チワワの健康管理で病気にかかるリスクを減らす
チワワは我慢強い性格ですので、ワタシたち飼い主が異変に気がついたときには、すでに病気が進行してしまっていて、完治が難しいということがあるようです。
人間と同じように、年に1回の健康診断を受けさせることをオススメします。
チワワが過ごしやすい環境を整える
チワワが過ごす環境が常に快適であることも大切です。
チワワは普通、室内犬として飼われていると思います。
トイレやゴハンを食べるお皿がいつも清潔であるか、騒音がしないか、日当たりが良い場所があるか、暑すぎたり寒すぎたりしないかなども快適な環境づくりのためには重要な要素です。
よく愛犬を観察して、過ごしやすい環境を提供してあげてくださいね。
まとめ
季節にあった健康管理をして、適正体重でストレスのない生活をしているチワワは長生きするといわれています。
途中で病気になってしまうと治療で体力的な問題が生じる場合があります。
普段から健康管理とストレスを出来るだけ感じないように気を使ってあげることが効果的です。
長い期間一緒に暮らせるのは、愛犬にとっても飼い主にとっても嬉しいですよね。
ウチのチワワちゃんたちも長生きして欲しいです!
■ おすすめトピック ■