徒然なるママの365日

日々感じたママに思ったママを綴っていきます

あれっ、味が変わった?いいえ、それは唾液減少かも?原因と対策も

   

いつも食べている、あのおいしい料理。

でも最近ちょっと味が変わったかしら…。

いいえ、それはアナタの唾液が減少しているからかも知れません。

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なぜ、味が変わると唾液減少の疑いがあるの?

「あれ。味が変わったかしら…」

「何となく味付けが薄く感じるんだけど…」

最近、こう感じたことはありませんか。

本当に味付けを変えているならむしろアナタの味覚は正常です。

でも、いつもと同じレシピなのに、味が変化したように感じるとしたら…それはアナタの唾液減少によるものかも知れません。

ワタシたちは、食べ物と唾液が混ざることによって「味」を判別しているのです。

ですので、唾液が減少すると、アナタの味覚は鈍くなってしまうのです。

唾液減少の原因は?

唾液が減少する主な原因は次のものだと言われています。

1.ストレス

ああ、ヤッパリ…と思う方も多いかも知れません。

緊張状態が続くと唾液の量が減少します。

積極的に気分転換をしましょうね。

2.噛む回数と時間

1口で30回くらい噛むことを意識しましょう。

食事はゆっくりと食べましょう。

ただし、時間をかけすぎるも良くありません。

3.唾液腺等の機能障害

唾液腺などが不調な場合も考えられます。

よく噛んでも唾液が少ないようでしたら専門機関を受診しましょう。

4.薬による副作用

花粉症や血圧降下の薬などには唾液を減少させる原因となる成分が含まれているものがあります。

このような内容は、薬と一緒にもらう「薬剤情報提供書」には記載されていない場合も多く、注意が必要です。

1.と2.は自分で確認できることですが、3.と4.については、自分ではムズカシイですよね。

かかりつけ医をおもちでしたらご相談してみてはいかがでしょうか。

なお、かかりつけ医については、

かかりつけ医のすすめ~選び方やメリット、大病院との負担額の違いは?

をご覧くださいね。

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唾液減少の対策は?

味覚障害やドライマウスの処置に「旨味」を用いた方法があります。

昆布煮出し液(だし)を1日10回、食前と口が乾いた時に口の中全体で充分に味わい、10秒間ほど良く含んで吐き出すか、飲むというものです。

これを4週間程度続けます。

なお、「旨味」とは、甘味、塩味、苦味、酸味と並ぶ基本味のひとつです。

旨味の成分であるグルタミン酸塩、イノシン酸塩、グルニル酸塩が、舌の味覚センサーである「味蕾」に感知されることで脳が唾液を出す指令を送るのです。

基本味をバランス良く食べることで、唾液が増え、味覚センサーが研ぎ澄まされていきます。

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まとめ

いかがでしたか。

安静時の口の中の唾液量を100とすると、「旨味」を食べた時、唾液量が200以上になり、そのまま15分以上持続するというデータもあります。

毎日旨味と基本味をバランス良く食べることで、味覚センサーを研ぎ澄ましていきましょうね。


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