両替なんてもう古い!海外旅行はセディナカードのキャッシングで!
2019/08/13
アナタは海外旅行に行くとき、現地で必要な現金をどうしていますか。
空港で両替して、あとは少しずつマチナカの両替店で…。
そんなアナタには、セディナカードのキャッシングをおすすめします。
海外旅行の現金利用はどういう方法があるの?
一般的に、海外旅行に行くときは、主に以下の方法で現金などを手にして、買い物や食事などをすることになります。
1.日本円を現地通貨に両替する
出国前又は出国後に手持ちの日本円を現地通貨に両替します。
あまり多額の現金を持ち歩きたくない方は、その都度、現地で両替することになります。
2.クレジットカード(ショッピング)を利用する
TCの代わりにクレジットカードを利用します。
同じように、旅行中は多少の現地通貨は必要になります。
3.クレジットカード(キャッシング)を利用する
クレジットカードを使ってATMから現地通貨を引き出します。
この場合は、クレジットカード会社から「現金を借りる」ことになります。
4.金融機関の海外旅行専用キャッシュカードを利用する
金融機関の海外旅行専用キャッシュカードを使ってATMから現地通貨を引き出します。
この場合は、あらかじめ日本の金融機関等に専用の口座を開設し、預金したうえで利用することになります。
ソニー銀行のように、国内の口座を持っていれば、キャッシュカードがそのまま現地で使える金融機関もあります。
海外旅行の現金利用はどの方法がイイの?
それぞれメリットとデメリットがあります。
1.日本円を現地通貨に両替する
どこへ行っても一番通用するのは現金です。
ただし、盗難の危険もあり、また、両替のたびに手数料を支払うこととなり、あまり効率的ではありません。
2.クレジットカード(ショッピング)を利用する
国内でクレカを利用している方には何のハードルもないでしょう。
DFSなど大きな店舗なら問題ありません。
ただし、旅行中は多少の現金は必要になります。
また、小さな店舗では、不正利用のリスクもあります。
実はワタシは以前この被害にあったことがあります。
最近ではスキミングなどにも注意が必要です。
3.クレジットカード(キャッシング)を利用する
クレジットカードを使ってATMから現地通貨を引き出します。
最近はどんな所へ行ってもATMがありますので、現金を手にするのは容易です。
ただし、クレジットカード会社から「現金を借りる」ことになりますので、手数料と利息には注意が必要です。
4.金融機関の海外旅行専用キャッシュカードを利用する
同じようにATMから引き出すので容易です。
また、あらかじめ預金しておいた自分の口座から現地通貨として引き出すため、使いすぎることもありません。
ただし、手数料は高めになることが多いようです。
これらを表にまとめてみました。
広汎性 | リスク | 利便性 | 手数料等 | 無駄の少なさ | おすすめ度 | |
現金両替 | ◎ | × | ◎ | ○ | ◎ | ★★★☆☆ |
ショッピング(クレカ) | ○ | △ | ○ | △ | ◎ | ★★★☆☆ |
キャッシング(クレカ) | ○ | △ | ○ | △ | ◎ | ★★★☆☆ |
海外専用キャッシュカード | ○ | △ | ○ | △ | ◎ | ★★★☆☆ |
※ 現在、国内においてはトラベラーズチェックは新規発行されていません。
現地通貨はセディナカードのキャッシングで!
ご覧いただいたとおり、いずれも一長一短で、使い方次第ということになってしまいます。
ところが、そんな中、やっと救世主が現れてくれました!
それが、セディナカードのキャッシングです。
セディナカードは年会費無料のクレジットカードなので、発行・保持するだけなら一切お金はかかりません。
そして、海外ATMでのキャッシングでは、手数料がかからないという太っ腹ぶりです。
ただ、手数料はかからないものの、キャッシングは借金ですので利息がつきます。
でも、利用後ほぼ3日以内で請求額がホームページで確認でき、確認でき次第ペイジーで支払えるので、余裕をみ見ても7日以内に完済できてしまうため、利息の支払はごくわずかで済みます。
あらためて、セディナカードを加えて表をまとめてみます。
広汎性 | リスク | 利便性 | 手数料等 | 無駄の少なさ | おすすめ度 | |
現金両替 | ◎ | × | ◎ | ○ | ◎ | ★★★☆☆ |
ショッピング(クレカ) | ○ | △ | ○ | △ | ◎ | ★★★☆☆ |
キャッシング(クレカ) | ○ | △ | ○ | △ | ◎ | ★★★☆☆ |
キャッシング(セディナカード) | ○ | △ | ○ | ○ | ◎ | ★★★★☆ |
海外専用キャッシュカード | ○ | △ | ○ | △ | ◎ | ★★★☆☆ |
利息はどうなっているの?
わかりやすくシミュレーションしてみます。
仮に、金利(年利)が10%で、日本円に換算して100,000円をキャッシングして、利用後7日で返済したとします。
100,000×0.1×7÷365=191.78…
シミュレーションどおりだとすると、利息は192円です。
もし金利が20%になったとしても、利息は384円なのです。
ATM利用手数料は?
海外でATMを利用すると、一部の国や地域では、利用の際に「手数料として$○○かかります」といったメッセージが出てくることがあります。
ワタシも初めて見た時はドキッとしたのですが、セディナカードでは、この手数料は請求時にはキャンセルされています。
ますますありがたいですね。
どの国際決済ブランドがイイの?
セディナカードでは、国際決済ブランドとして、VISA、MasterCard、JCBが選べます。
ネット上では、金利が一番安いとしてMasterCardをすすめているサイトもありますが、ワタシはそこまでこだわる必要はないと思っています。
たとえMasterCardが安くても、違いはせいぜい1%前後で、先ほどのシミュレーションで言えば、20円程度の差です。
その程度の差なら、発行占有率約30%のMasterCardより、約60%のVISAを選ぶべきです。
現金が足りないときなど、いざというときはクレジットカードとしても使える範囲が広いに越したことはありません。
【クレジットカード売上高の世界シェア】(NILSON REPORT:2015年3月)
順位 | シェア | ブランド |
1位 | 58% | Visa |
2位 | 26% | MasterCard |
3位 | 10% | 中国銀聯 |
4位 | 3% | アメックス |
5位 | 1% | JCB |
6位 | 1% | ダイナースクラブ |
※中国銀聯はほとんどがデビットカード形式のため、5大国際ブランドには入っていません。
返済方法はどうやるの?
ここで、セディナカードでキャッシングを利用した際の返済方法についてお伝えします。
1.ホームページにログインする
登録後、「OMC Plus 会員専用インターネットサービス」ページからログインします。
【参考】OMC Plus 会員専用インターネットサービス
【URL】https://ca.cedyna.co.jp/member/omcplus_login.asp
2.左カラムの「ご入金受付」をクリックする
クリックすると「入金受付サービスPay-easy(ペイジー)」が表示されますので、ココをクリックします。
3.Pay-easy(ペイジー)で全額分を入金する
(1) 全額分の入金を選択する
入金受付サービスPay-easy(ペイジー)の画面に遷移しますので、一番右にある「全額分のご入金」ボタンをクリックします。
(2) 全額分の入金申込みをする
「全額分のご入金申込み」画面になりますので、キャッシング欄に表示されている内容を確認して「申し込み」ボタンをクリックします。
(3) 金融機関を選択する
金融機関選択の画面に移りますので、「選択してください ▼」をクリックして、アナタが利用しやすい金融機関を選びます。
4.金融機関のサイトに遷移するので、手続する
アナタが選択された緊急機関名が表示されていますので、表示された銀行名のボタンをクリックします。
あとは、遷移した金融機関でPay-easy(ペイジー)の手続きをするだけです。
旅行中にPCを持ち歩いたり、スマホでの操作が苦にならない方は、旅行中にネットで決済できてしまいますね。
利息はいくらなの?
実例で確認してみましょう。
今回私がタイ旅行中に利用したのは、合計19,000THB(えっ、結構使ってる:汗)。
最初の利用日(2019年1月21日)の、みずほ銀行における外国為替公示相場(TTM)は、
1THB=3.46円
でしたので、単純な換算だと、
19,000THB×3.46円≒65,740円
になりますが、実際の借入額は65,950円となっていますので、
65,950円÷19,000THB≒3.471円
となり、TTMにわずか0.011円だけしか上乗せされていないことになります。
TTMとは、対顧客電信仲値のことを言い、銀行などの金融機関が顧客と外貨の売買を行う時に基準となる為替レートで、外国為替市場の為替レートを踏まえて決定されます。
TTMは金融機関によって差が生じることもあり、同じように決定されるわけではありませんので、充分納得できる範囲です。
で、実際に請求された利息は131円でしたので、支払金額の合計は、
65,950円+131円=66,081円
金利については、
131円÷65,950円≒0.00198
つまり、約0.2%となります。
今回は、旅行中の1月22日から25日の4日間に渡って5回キャッシングをして、帰国後の27日に支払いをしていますので、この0.2%という金利は、最大で6日間の借入期間に対するものになります。
一般的に用いられる「年利」に換算すると、
0.2%÷6日×365日≒12.17%
となります。
この点からも、セディナカードでは、ペイジーでできるだけ早く返済した方が良いことになります。
両替店の手数料との比較は?
バンコクなどで手数料が安いと評判の、スーパーリッチの手数料はおよそ0.5%です。
先ほどの例で、仮に為替レートが同じだったとすると、
65,950円×0.5%≒132円
となり、セディナカードの利息(131円)とほぼ変わらないことになります。
それなら、現金を持ち歩かないセディナカードに軍配が上がりますよね。
なお、日本国内の金融機関の両替手数料はおおむね5%超です。
ATM手数料は?
まず、この画像をご覧ください。
画像は、旅行中に利用した5回のうちの3回分の Transaction Record(取引記録)です。
ちょっと見にくいですが、赤く囲った部分にはそれぞれ「FEE 220.00」と記載されています。
4日間で5回に分けてATMでキャッシングを利用したので、本来請求されるべきATM利用手数料は220THB×5=1,000THB(約3,470円)。
先ほどの合計請求額から考えて、これらのATM利用手数料はすべてキャンセルされていることになります。
まとめ
セディナカードを知ってから、ワタシは、海外旅行の際、緊急の手持ち用として少額の現金を両替してから出国し、あとは現地のATMで必要な都度キャッシングすることにしていますので、両替のし過ぎなどもほとんどなくなりました。
さらに、海外ではクレカによるショッピングを行わず、一度セディナカードで現地通貨を引き出してから現金でショッピングをするようになったので、衝動買いも減りました。
そのため、今まで海外旅行のたびに利用していたHSBCの口座を解約してしまったくらいです。
ちなみに、HSBC香港の口座解約についてはコチラをご覧ください。
セディナカードのような便利なカードがあるのですから、どんどん使うしかありません。
でも、使いすぎには注意してくださいね。
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