昼食後はなぜ眠くなるの?何を食べたらいいの?ほかに対策は?

連日のお仕事、お疲れさまです。
きちんと休養を取れる環境を作りましょう。
でも、しっかり休養を取っていても、昼食後は眠くなることがよくありますよね。
昼食後の眠気を少しでも抑えるための食べ方をお伝えします。
昼食後はなぜ眠くなるの?
連日、夜遅くまでお仕事をしなければならないなど、体力を消耗している方も多いと思います。
夜もあまりよく眠れず不調を感じることもあるかもしれません。
そんな時は、いつも以上に環境管理に気を配って、きちんと休養を取れる環境をつくれるようにしたいものです。
しかし、それとは別にしっかり休養を取っていても、昼食後は眠くなることがよくあります。
どうしてなのでしょうか。
昼食後に眠気が強くなるのは、血糖が急激に上昇することが一因となっています。
血糖の上昇をゆるやかにすることで、眠気を抑え集中力を持続しやすくなるのです。
また、日中は最も代謝の良い時間帯なので、昼食でとったカロリーは消費されやすく、栄養素も有効活用されます。
何を食べたらいいの?
血糖値の上昇を抑えながら、栄養素と必要なカロリーがしっかりとれるメニューを選ぶようにしましょう。
1.穀類の単品料理にしない
穀類の単品料理は早食いになりやすく、糖質にかたよるので血糖が急激に上昇してしまいます。
その後、血糖値は急下降するため、眠気を招いてしまいます。
ポイント
麺類、丼もの、カレー、菓子パン、麺+ごはん等の穀類だけの組合せは避けた方が良いでしょう。
2.色のついた食材を選ぶ
精製されていない、玄米やライ麦パンなどの色のついた食材には、糖質だけでなく食物繊維も含まれていますので、血糖値を上げにくいのです。
ポイント
白米よりも玄米や雑穀米に、食パンよりもライ麦パンに、うどんよりもそばを選ぶようにしましょう。
3.食品数の多い食事にする
代謝の良い時間にたくさんの栄養素をとると、疲労やストレスだけでなく肌や髪などの美容面にも効果が期待できます。
色の数が多い食品の方が栄養素の種類も豊富です。
ポイント
定食やセットメニューを選びましょう。
単品の場合は、中華丼やミックスサンドなど、具の種類の多いものにしましょう。
4.タンパク質食品と緑黄色野菜を摂取する
タンパク質(肉や魚、大豆製品や卵など)と緑黄色野菜(ニンジン、ブロッコリー、ピーマン、トマトなど)は必ずとるようにしましょう。
特に、夕方にどっと疲れたり、イライラしたりする人は、昼食でしっ かり補給しておくようにしてください。
ポイント
加工食品やひき肉ではなく、豚肉・鶏肉のソテーや蒸し鶏、焼き魚などを食べましょう。
野菜料理が足りないと感じる時は野菜100%ジュースで補給するものアリです。
5.カロリーを控え過ぎない
昼食でカロリーを控えると夕方までにエネルギー不足になってしまって、結果的に間食をしがちになり、逆効果となることもあります。
昼食のカロリーは日中にしっかり消費されますので、たとえ減量中でも控えすぎないように気を付けましょう。
ポイント
プラス1品する場合は、牛乳、豆乳、ヨーグルト、チーズ、ゆで卵、豆腐等がお勧めです。
6.よく噛んで腹八分目
できれば20分以上かけて、ゆっくりよくかんで食べると、少量でも満腹感を得ることができるため、血糖の急上昇を防ぐことができます。
ポイント
最初は、野菜などの食物繊維の多い物から食べ始め、タンパク質のおかず、主食の順で食べると効果的です。
他にも対策はあるの?
その他の眠気覚まし対策としては、次のモノが考えられます。
- ツボ押し(百会、風池、手・指先など)
- ドリンク(カフェインが含まれたドリンクを飲む)
- 昼寝(昼食後に 15 分くらいの仮眠をとる)
- 歯磨き(歯茎への刺激で睡眠ホルモンの分泌が抑制される)
- ガム(噛む動作で脳が刺激され脳の循環がよくなる
アナタの職場環境やその日の体調などに合わせて実行すると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
昼食後に眠くなってしまうのは、アナタのせいではなく、昼食後に血糖が急激に上昇することが一因なのです。
日ごろから、より良い環境で、より良い食事を摂取することを心がけて、毎日を充実させていきましょうね。
■ おすすめトピック ■