柿の葉茶~効能は?ダイエットにも効果があるの?二日酔いにはどう?

アナタは夕食後のひとときに何を飲まれていますか。
最近ワタシは健康に良くて、美容にも効果がある柿の葉茶にはまっています。
柿の葉茶についてまとめてみました。
柿の葉茶とは?
柿は日本や中国など、主に東アジアで広く自生・栽培され、古くから利用されてきました。
実が甘いものは甘柿、渋いものは渋柿と呼ばれ区別されていますが、渋柿も脱渋することで甘くなるので、ともに多くはそのまま食用に供されて、現在に至っています。
一方、柿の葉の利用については、いつ頃から始まったのかは定かではありません。
日本では、1833年に始まった「天保の大飢饉」で農民が食べ物に困り、一揆や焼き討ちが頻発しました。
そのころ発刊された山本安良の「喰延食品」のなかに、
『柿葉、春若葉を採りて、茄でて食うべし この品 酒毒を消し、暑熱、口乾を止むる功あり』
と記されているため、柿の葉を食用にした歴史は少なくても200年近くはあると考えられます。
そのころから、柿の葉を茹でて食べたり、何らかの効能があることが分かってお茶として飲んでいたと思われます。
奈良県のお土産として有名な「柿の葉すし」は、柿の葉に殺菌作用があるため日持ちがすることで有名ですね。
柿茶の効能は?
飲んだときに「ほっこり」するような、まろやかな味わいが口に広がってくる柿の葉茶。
ほのかな香りが、口から鼻にかけて広がります。
後味も、とても落ち着いた味わいなので、気分が落ち着くお茶です。
こんな柿の葉茶ですが、実はさまざまな効果があるのです。
ビタミンCが豊富!
柿の葉茶の最大の特徴です。
柿の葉茶は、ビタミンCがとても多く含まれたお茶で、含有量は、緑茶の約20倍、レモンの約10倍~20倍と言われています。
でも、ビタミンCって熱に弱いから、お茶にして飲んだら効果がないのでは?と思う方もいると思います。
実は、柿の葉に含まれるビタミンCは「プロビタミンC」と呼ばれる、ビタミンCになる一歩手前の状態で熱に強く壊れない物質なのです。
通常のビタミンCは熱や水に弱いため、体内に吸収する前に成分が弱くなってしまうことがありますが、この「プロビタミンC」は、熱や水にとても強いため、 ビタミン成分が弱くなることなく、体内に吸収しやすくなります。
「プロビタミンC」成分を多く含むのは、柿の葉茶だけなんですよ。
そのビタミンCの豊富さから美肌・美白・肌荒れ・ニキビ対策など、女性にうれしい効果がある健康茶です。
花粉症にも効果が!
柿の葉茶に含まれる「アストラガリン」は、花粉症の症状を引き起こす炎症物質であるヒスタミンの発生を抑える働きがあります。
鼻水や鼻づまりに効果があるので、花粉症の方は、お花見のときなどに飲んでみてはいかがでしょうか。
入浴時には保湿効果も!
秋は夏のダメージが出やすく、体は疲れを感じ、紫外線を浴びた肌はトラブルを起こしがちです。
こんなとき柿の葉茶を使った柿の葉湯に入ってみましょう。
さら湯よりも肌のキメが整い保温効果が高まります。
ワタシが飲んでいる柿の葉茶はコチラです。
製品名は「柿茶」になります。
ぜひ、お試しくださいね。
ダイエットや二日酔いにはどうなの?
健康や美容に効果がある柿の葉茶。
では、ダイエットや二日酔いにはどうなのでしょうか。
ダイエットにはどうなの?
ノンカフェインの杜仲茶、ハトムギ茶、どくだみ茶、ハブ茶、スギナ茶、たんぽぽ茶、とうもろこし茶、ごぼう茶などは利尿作用があり、むくみを解消します。
そして柿の葉茶もノンカフェインです。
同じく利尿作用があり、むくみを解消する効果があります。
ワタシ的にはごぼう茶もとってもオススメです。
二日酔いにはどうなの?
昭和女子大学発行(平成26年12月)の研究誌にて、「マウスのエタノール代謝における柿茶濃縮物の影響」という研究結果が発表されました。
それによると、
「柿の果実や葉抽出物」には、昔から「酔いざましによい」、「血圧を正常に保つ」などいわれてきた。この他に最近では血糖値抑制効果等が認められている。
そこで、柿の葉が持つ新しい生理機能を探索するため、熱湯に溶解した柿葉抽出物にアルコールによる二日酔いの予防効果があるか、マウスを用いて血中アセトアルデヒド濃度の点から検討した。
その結果、アルコール摂取前に柿茶を飲んでおけば二日酔いの予防が期待できるということがわかった。
というものです。
これは期待できますね。
ちなみにワタシワタシが飲んでいる柿の葉茶はコチラです。
いくつか試しましたが、今はコレに落ち着いています。
しっかりしたお味で、オイシイですよ。
まとめ
健康だけではなく、美容にも良さそうな柿茶。
でも、いくら健康に良いと言ってもお薬ではありません。
長く飲み続けることによって徐々にからだに効いて来るものと考えることが大切です。
「何となく良い」と感じたら、気長にコツコツと飲みましょうね。
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