暑中見舞いの時期と、残暑見舞いのとの違いについて解説します
2016/04/29
この春転勤したサラリーマンのあなた。
普段手紙やはがきなんてまず書かないけれど、ここは一念発起して、
前の職場で世話になった先輩たちに暑中見舞を出そうと思って悩んでいたら、先に先輩から暑中見舞いが届いてしまった。
「後悔先に立たず」ですが、とにかくこれ以上失礼があってはならないと思い、返事の書き方や出す時期などをあれこれ調べていたら、何となくもう「暑中見舞い」とは言えないような時期になってしまった。
このまま「暑中見舞い」として返事をすべきか、それとも「残暑見舞い」として返事をすべきか…。
そんなあなたに間違いのない暑中見舞い・残暑見舞いを出す時期についてお伝えします。
暑中見舞いはいつまでに出すの?
暑中見舞いは、7月初旬の梅雨明けの頃から、立秋(ニ十四節気のひとつ。8月7日頃)までの間に出します。
ちょうど、お中元の時期と重なりますので、お中元のお礼状を兼ねた暑中見舞いのお便りでも問題ありません。
なお、お中元の時期は、7月上旬から7月15日頃が一般的です。)
ちなみにこの季節になると、ひまわりの花やスイカ、かき氷、ヨットや入道雲など、夏の風物をとりいれた涼しげなものや楽しいイラスト、挿し絵のハガキが出ていますので利用してみると良いでしょう。
ぜひ、先輩から先にいただく前に自分から誠意を込めた一葉を出しましょう。
暑中見舞いと残暑見舞いの違いは?
残暑見舞いは、立秋(8月7日頃)を過ぎてから8月末頃までの時期に出します。
ここでいう「立秋」とは二十四節気の一つで、この日からは暦の上では秋なのに、暑さはまだまだ厳しいことから、相手の体調を気づかうとともに、こちらの近況を伝えます。
文字どおり「暑さが残っている」時期のお見舞いなのです。
この他に、お中元の時期を過ぎてから贈る贈り物にも「残暑見舞い」という表書きを用います。
暑中見舞いの返事を出そうと思って、いつの間にかこのような時期になってしまった方は、
すぐに残暑見舞いを出しましょうね。
まとめ
暑中見舞いは、暮らしの中でふれあう季節の便りの中で、今でも身近な存在のひとつと言えるでしょう。
暑中見舞いは、一年の中で最も暑さが厳しい季節を迎え、相手の体調を気づかうとともに、こちらの近況を伝えるものです。
ぜひ、思いを込めた、ステキなモノを送ってさしあげてください。
暑中見舞いの書き方や文例・例文は、ネットで検索するとたくさん出てきますので、参考にしてみてください。
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