上海 おすすめ観光スポット「朱家角」のアクセスと歩き方について
2017/04/06
上海ってホントに大都会です。
同じ中国では北京も大都会ですが、ワタシが数年前に行った時の北京の印象は「何となくせわしないなぁ。」でした。
上海は、同じ大都会でも、北京よりひときわ洗練された印象です。
「上海 「陜西南路地区」のおすすめグルメやマッサージをご紹介します」
では洗練された大都会のオアシス的なお店をご紹介しました。
でも、やはり大都会ですから、人々が密集し、高層ビルが立ち並び、活力あふれる反面、どことなく落ち着かない…。
そこで今回は、大都会上海の中心部からわずか1時間足らずで行ける、ちょっと変わったおすすめスポットを紹介します。
ワタシのような「おひとりさま」でも充分に楽しめますよ。
上海 おすすめ観光スポット「朱家角」のアクセスは?
そこは、市の中心部から高速バスで西へ1時間ほど向かった「朱家角」。
まるで東洋のベニスを思わせるような、美しい、そして静かで小さな水の都です。
高速バスに乗る
バス停まで
地下鉄1号線(2号線、8号線)の人民広場駅で降車して、1番出口から地上に出ます。
左側の目の前に「西蔵中路」という大きな通りがありますので、渡らずにこの通り沿いに右前方にまっすぐ進みます。
「武胜路」を横断歩道で渡って少し進むと横断陸橋がありますので、横断陸橋を渡り、道なり右方向にカーブを描くように進んで左側にある公園方向に階段を降ります。
公園に出たら右側に高架橋を見ながら、高架橋に沿ってまっすぐやや広い歩道を進むと、左手にバス乗り場があります。
バス乗り場の一番奥の手前が「沪朱高速快線」朱家角行高速バスの乗り場で、ここが始発です。
ちなみにバスの運行間隔は事前の情報によると20分に1本だったのですが、ワタシが利用した時には遅れに遅れて40分くらい待ちました。
余裕をもって計画を立ててください。
乗車時の注意点
運賃は車内で車掌に払う
車内では女性の車掌さんが運賃を回収しに来ますので、運賃(12元)を手渡します。
半券をもらうので降車までなくさないようにしましょう。
必ず着座できるようにする
高速道路ではかなりスピードも出ています。
ワタシは復路で、突然「超」急ブレーキをかけられ、生きた心地がしませんでした(乗っている地元のみなさんは、何事もなかったかのように談笑してましたが…)。
また、他の走行車両も運転が荒いため1本乗りすごしてでも必ず着座できるようにしてください。
朱家角到着後
朱家角が終点です。
始発から終点までですので安心感がありますね。
出口を出てほぼ正面に「朱家角」だとすぐわかるステキな案内板があります。
左手には銀行が見えますので、そのまま「祥凝浜路」を左にまっすぐ行くと「尚都里」の看板が見えます。
ここを右に曲がると朱家角の古い街並みが忽然と現れてきます。
あとは気の向くまま、街の雰囲気をお楽しみください。
上海 おすすめ観光スポット「朱家角」の歩き方は?
街のなかをただブラブラするだけでもすごく楽しく、かつ優雅な気分になります。
また、時間があれば、遊覧船に乗車されることをおすすめします。
ショートラウンドトリップで80元(約1,500円)でした。
街の奥の方に乗り場があります。
お店に入ってゆっくり食べたり飲んだりするのもいいと思います。
ただ、雰囲気を存分に楽しみたいなら、軒先のお店で何か買って歩きながら食べるのも一興です。
ちなみにワタシは夢卜素餅(3元:約50円)と赤豆のちまき(2.5元:約40円)を買って、歩きながら食べました。
いかにも観光客向けに作られたようなお土産物屋さんなどを除き、とにかく、バス停からすでに、日本語はもちろん、英語すらほとんど通じません。
何度かご紹介していますが、ワタシはいつものとおり「指さし会話帳」に助けられました。
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上海版はなぜかキティちゃんの表紙で、バスの中で見ていたら「私にも見せて!」(と言っているのだと思います)と大人気で、お願いしていないのに、中国語のレッスンが…(汗
朱家角のまとめ
都会の喧騒を離れ、追い求めない生き方を選択した人たちが集まる街、朱家角。
片道高速バスで約1時間…。
渋滞すると往復で2時間以上かかりますので、旅行先での貴重な時間を移動に使うことになります。
でも、朱家角はそれだけの価値のある、こじんまりとした中に趣のあるステキな街だと思います。
アナタも、上海に行かれる際はぜひ候補のひとつとして検討してみてくださいね。
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