ジューンブライドになりたい!意味や由来を知ってお幸せに!!
2016/04/30
男性もそうでしょうが、女性にとって結婚は超一大事です!
特に女性にとって結婚式となると、ドレスはどうするかとか、いろいろ夢(悩み?)はつきません。
そして、ご存じのとおり、毎年6月になると「ジューンブライド」ってちまたは騒ぎ始めますよね。
で、その花嫁が幸せになると言われるジューン・ブライドですが、実はいろいろな説があります。
ジューンブライドに憧れているあなたのために、ちょっとまとめてみました!
ジューンブライド そもそもどういう意味?
すべてカタカナということからして、日本古来のものではないですよね。
直訳すると「6月の結婚」ということになり、俗に6月に結婚式を挙げることをいっています。
もしくは6月の花嫁そのものを指しているときもあります。
欧米では一説には6月に結婚すると幸せになれるといわれていまして、日本でも数十年前から採り入れるようになった風習です。
今「一説」と申し上げたのは、巷には諸説あるようでして…。
ジューンブライド その由来は
主な説は次の3つです。
1つめの説
ギリシャ神話に、神様と人類の家族の守護神・支配神として神々と人間たちの父と考えられていゼウスという神様がいます。
その神の正妻で、女性や子供、家庭の守護神とされていたヘラ。結婚生活の守護神とも言われています。
その神話が、のちのローマに持ち込まれ、ギリシャ神話のゼウスが、ローマ神話ではユピテル。
ヘラが、ローマ神話ではユーノーになりました。
その結婚生活の女神であるユーノーが、「6月1日」に祭られるようになりました。
そのような事から、6月に結婚するとユーノーに見守られ素敵な結婚生活ができ、幸せになれると言われるようになったというものです。
2つめの説
昔のヨーロッパでは3月から5月は結婚できない月でした。
それは、「農作業が1年の中で最も忙しい時期」です。
そんな時期にイベントとして結婚式をすると農作業の妨げになるから、事実上「結婚が禁止」されていたのだそうです。
ですので、3月から5月の農作業のピーク時期が終わるのを待って、多くのカップルが6月に結婚しました。
それだけ多くの方が結婚すると、街中で結婚式が行われ、多くの方が祝福し、幸せムード一杯の月になります。
これが農作業の繁忙期である3月から5月に結婚できないカップルが、こぞって6月に結婚し、結婚ラッシュになり、みんなが祝福してくれる6月に結婚すると幸せになる、と言う説です。
3つめの説
ヨーロッパでは、6月が一番気候が良い月になります。
雨が少なく、程よく涼しい月です。
もちろん花嫁はウエディングドレスを着て結婚式を挙げますので、雨が降ってほしくないのは当然です。
それなら、もっとも雨が降らない6月に結婚しようということになります。
実際にイタリアなどでは、「6月の花嫁」という言葉もあるぐらい祝福ムードです。
さらにヨーロッパには、6月12日は「恋人の日」と定められています。
ステキですね!!
カップルがこれだけ意識する言葉や日にちがあれば、とうぜん結婚するカップルも多く、ちまたは祝福ムードになります。
そんな6月の結婚は、気候がよく、祝福ムードの中で幸せになれるという説です。
ジューンブライド 日本ではどう?
でも、日本の6月は梅雨の時期です。
それでも、毎年、春先から6月かけて雑誌やテレビでジューンブライドの特集などがありますよね。
そこには、ウェディング業界の戦略があるようです。
ヨーロッパなどの6月の気とは違い、日本の気候だと雨の中での結婚式になるのが想定されます。
そんな梅雨時期の6月は、結婚式をあげないカップルが多くなります。
そうなると困るのは、ウェディング業界です。
そこで、1967年頃にホテルオークラの副社長が、海外の結婚式事情を知らべてジューンブライドを発見し、売上が少ない6月に海外のジューンブライドを提案したのが始まりだとと言われています。
ヨーロッパのジューンブライドを日本へ輸入して、梅雨時期の売上の落ち込みを回復させるための戦略が始まりだったのです。
まとめ
今ではジューンブライドと言う言葉は浸透していますし、6月に結婚したカップルも多いですよね。
日本では戦略とは言えヨーロッパにはジューンブライドは昔からあり、花嫁が幸せになれる月と言われる事には変わりありません。
「ジューンブライドになりたい!」という、たったひとつの理由だけでも、ワタシは日本で6月に結婚式をあげることはアリだと思っています。
しかも、6月でも初旬であれば、例年なら梅雨の影響は受けないでしょう。
この頃は、暑くもなく寒く、快適な日が多いですしね。
日本のジューンブライド事情を知ってしまうと少しガッカリしてしまいますが、企業からの提案で根付いているモノは実はこれ以外にも沢山あります。
結婚に関しては、6月でなくても幸せなカップルは沢山いますので、気持ちしだいではないでしょうか。
あなたの意見だけでなく、伴侶となる方とよく相談して決めてくださいね。
素敵な結婚生活になりますように。
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