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熱中症は梅雨の前後がアブナイ?梅雨から始める予防対策について

   

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熱中症は、暑い夏だけと思われがちですが、蒸し暑い梅雨の時季から発症します。

特に身体が暑さに慣れていない梅雨明け直後には注意が必要です。

症状が重くなると生命への危険が及ぶことさえありますが,正しい知識があれば予防することができます。

正しい知識を身につけて、熱中症対策を心がけましょう。

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熱中症とは?

熱中症は、高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称で、以下の症状が現れます。

重症度はⅠ、Ⅱ、Ⅲの順で重くなっていきます。

重症度Ⅰ

大量の発汗

多量の汗は熱中症のシグナルです。

めまい、失神

いわゆる「立ちくらみ」を指し、脳への血流が瞬間的に不十分となった状態です。

筋肉痛、筋肉の硬直

筋肉の「こむら返り」のことで、場合によっては強い痛みがあります。大量の発汗による塩分の欠乏が原因です。

重症度Ⅱ

頭痛、吐き気、嘔吐

カラダがぐったりとするなどの「熱疲労」の状態です。

重症度Ⅲ

意識障害、けいれん

呼びかけや刺激への反応がおかしいなどの状態です。

高体温

カラダに触ると熱くなっています。
「熱射病」や「日射病」と言われていた状態です。

熱中症は梅雨の前後がアブナイ?

真夏のイメージが強い熱中症ですが、例年、梅雨入り前の5月頃から発生しています。

また、梅雨の合間に突然気温が上がった日や、梅雨明けの7月下旬から8月上旬に多発する傾向があります。

これは、熱中症の発症には汗のかき方が大きく関与していることが原因で、ワタシたちが上手に発汗できるようになるには「暑さへの慣れ」が必要だからです。

つまり、暑さに対するカラダの適応は、気温や気候の変化よりやや遅れて起こります。

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暑い環境での運動や作業を始めてから数日たつと、汗をかくための自律神経の反応が早くなり、ワタシたちは体温上昇を防ぐのが上手になってきます。

さらに、数週間が過ぎると、汗の中に無駄な塩分を出さないようにするホルモンが出て、熱けいれんや塩分欠乏による症状が出るのを防ぐようになるのです。

暑さ真っ盛りの時季と同様に、まだ暑さに慣れていない梅雨の合間や前後も、実はとてもキケンなのです。

梅雨から始める熱中症予防対策は?

次の対策を実践しながら、暑さに備えたカラダづくりを始めましょう!

ウォーキング

じっとしていれば汗をかかないような今頃の季節から、少し早足でウォーキングして、汗をかく機会を増やしておいてください。
ちょっと早起きして、会社を人駅前で降りて歩いてみるのもいいでしょう。

入浴

20分以上入浴して、しっかり汗をかきましょう。
入浴後は風にあたるなどして汗を蒸発させて体温を下げてから寝ると眠りに入りやすく疲労回復にも効果があります。
お風呂あがりに1回水(もしくはそれに近い温度で)シャワーを浴びるとスッキリしますよ。

正しい食習慣

汗は血液中の水分と塩分からつくられます。
キチンと朝食をとってから仕事に行きましょうね。

まとめ

お年寄りの方は、温度や湿度に対する感覚が弱くなり、のどが渇いたことにも気づきにくくなるなど、室内でも熱中症になる可能性が高くなります。

室内でも充分に注意して、塩分やミネラルとのバランスも考えながら、のどが渇く前にお茶や水などを早めにとるようにしてださい。

室内の温度が高い場合は、エアコンや扇風機などを積極的に活用することも大切です。

また、子どもは、体温調節機能が十分に発達していないため、特に注意が必要です。

晴れた日には、地面に近いほど気温が高くなるため、小さいな子どもはワタシたち大人以上に暑い環境にいることになります。

遊びに熱中すると、ますます子ども自身では気づきにくくなってしまいます。

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今さらながら、いつも規則正しい食事と十分な睡眠で体調管理を行うことが重要なのですね。


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