まぶたがピクピクけいれんする!?その原因と改善方法について
アナタは急にまぶたがピクピクとけいれんしたことはないですか?
ワタシ、最近よくあるのです。
このまぶたのけいれんは、多くの人が体験しているようです。
すぐにおさまれば問題がないことが多いですが、まぶたがけいれんするのは、眼の使い過ぎなどによるものだけでなく、病気が原因になっている場合もあります。
今回は、まぶたのけいれんの原因や改善方法について説明します。
まぶたがピクピクけいれんする原因は?
まぶたがピクピクけいれんする原因には、心配のないものから治療が必要なものまであります。
けいれんは自分の意志とは無関係に起こっているため、自分では止めることができません。
そのほとんどは、眼精疲労やストレスがキッカケになっているようです。
眼を休めてけいれんが改善できる場合は良いですが、次にお伝えする「眼瞼けいれん(眼瞼ジストニア)」や「片側顔面けいれん(顔面スパスム)」が原因となっている場合は、眼科を受診して治療を受けることが必要になります。
まぶたのけいれんを起こす病気は?
「眼瞼」(がんけん)とは、まぶたのことです。
病名ってムズカシイですね。
眼瞼ミオキミア
まぶたのけいれんの原因として、一番多いのがコレです。
自分の意思とは関係なく眼の周りの眼輪筋(がんりんきん)が収縮し、上下のまぶたがピクピク動きます。
一般的には片眼だけに起こります。
眼精疲労やストレスや睡眠不足などが原因なので、眼を休めるように心がけていると数日で治まります。
眼瞼けいれん(眼瞼ジストニア)
大脳の一部の機能障害が原因といわれています。
まぶたがピクピクするだけでなく、眼がかわいたりする症状もあり場合が多く、ドライアイと思われがちな症状です。
重症になると、手を使わないと眼が開けられなくなることもあります。
うつ病などの精神疾患を持つ人に見られる傾向があります。
片側顔面けいれん(顔面スパスム)
脳内で、顔面神経が血管と接触することが原因で起こると言われています。
中年以降の女性に多く最初はまぶたのけいれんが、進行すると徐々に頬や口角などにもけいれんが広がってきます。
持続時間も長くなり、寝ていても症状が出ることもあります。
片側だけ起こる場合がほとんどで、緊張すると起きやすくなる人もいます。
まぶたのけいれんの改善方法は?
まぶたのけいれんの原因として最も多いのが眼瞼ミオキミアで、ほとんどは眼精疲労やストレスや睡眠不足などで起こります。
そのため、眼を疲れさせないようにすることで予防できますので、次の点に気を付けましょう。
眼を休める
- スマホやパソコンなどを見る時は適度に休憩をとる
- パソコンのディスプレイの位置に注意して、眼から最低50cmは離すようにする
眼のまわりを軽くマッサージする
- 眼を動かすストレッチやマッサージをする
- 眼を大きく見開いたり、思い切り閉じたりを繰り返す
眼を温める
- 眼の血行を良くするため、眼の上に温めたタオルなどを乗せる
日頃の生活習慣を見直す
- ストレスを溜めこまない
- バランスの良い食生活をする
- 充分な睡眠を取る
まとめ
眼精疲労から来る眼のピクピク~けいれん~は、誰にでも起こります。
自分で止めようとしても止まらず不快でイライラしてしまうものですが、それは目からの SOS かもしれません。
夢中になってスマホやパソコンのゲームを長時間していると、眼に良くないのは間違いありませんよね。
ときおりゆっくり眼を休める時間をつくるようにしてみましょう。
また、けいれんが長く続く場合や、他に症状がある時は、早めに眼科を受診してみてくださいね。
さあ、ワタシもきょうはもうパソコンやめようっと…。
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