2018年の夏至の日はいつ?風習は?お答えします
2017/12/05
「最近、陽(ひ)がのびましたよね。」
「そうですね。帰りの時間でもけっこう明るいですものね。」
「もう夏至(げし)なんですかね?」
「さあ、いつなんでしょうかねえ…。」
これ、先日の、仕事帰りでの同僚との会話です。
アナタは最近こんな会話、交わしたことありませんか?
ちょっと調べてみました!
夏至(げし)とは?
ご存知ですよね。
そう、一年で昼の時間が最も長い日のことです。
つまり、太陽が長く出ているということになりますから、気温は上昇します。
ただし、日本では梅雨の時季と重なることがほとんどですので、例年それほど気温は高くならないことが多いのです。
ちなみに、北半球が夏至の時、南半球は冬至(とうじ)になります。
2018年の夏至はいつ?
2018年の夏至は 6月21日(木)です。
参考に、2010年から2020年までの日本の夏至の日を確認してみました。
2010年:6月21日
2011年:6月22日
2012年:6月21日 閏年(うるうどし)
2013年:6月21日
2014年:6月21日
2015年:6月22日
2016年:6月21日 閏年
2017年:6月21日
2018年:6月21日
2019年:6月22日
2020年:6月21日 閏年
ちなみに、もう少し先はどうかというと、
2021年から2055年までは6月21日、
2056年は6月20日…
もういいですね、お互い生きていないかも知れませんので(笑)。
2010年から2020年までの10年間では、閏年の前年の夏至の日はすべて6月22日になっています。
計算式もあるようですが、例年6月21日前後と憶えておけば充分だと思います。
なお、1年で日の出の時刻が最も早い日と、日の入りの時刻が最も遅い日は、それぞれ夏至の日とは一致しません。
日本では、日の出が最も早い日は、夏至の1週間前頃、また日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後頃となることが多いのです。
夏至の日の風習は?
日本
関東地方では新小麦で焼餅をつくり、神様にお供えしてから食べるという風習があります。
尾張地方の一部では無花果(いちじく)田楽を食べる風習があります。
大阪の一部では夏至から半夏生(はんげしょう:夏至から11日目)までの間にタコを食べると元気になるという言い伝えがあります。
いずれも、冬至の日の「かぼちゃ」ほど一般化していないようです。
海外
ヨーロッパでは、恋人と巡り合える日とされていて、各国で、男女の出会いや恋の成就にまつわる言い伝えやお祭りがあります。
日照時間の短いヨーロッパでは、一年で一番昼間が長い日を存分に楽しもうということかも知れません。
興味深いですね。
まとめ
今まで何となく、~昼間が一番長い日~ぐらいにしか思っていなかった「夏至」。
調べてみると、いろいろな決まりや風習などがあるものですね。
でも、昼間が一番長い日には違いありません。
日が長い(明るい)ときでなければできないことを、たくさんやっておきましょうね。
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